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夏のRADIO
ミレニアムキッチン開発、SONYエンターテイメント発売の『ぼくなつ』。
正式名称「ぼくのなつやすみ」。
2021年調べで、6作品シリーズ累計180万本売り上げ…というから、相当数売れたんですな。未だにパッケージ版もゾンアマさんでは販売中。
PS3対応版「ぼくのなつやすみ3 -北国篇- 小さなボクの大草原」(2007年07月発売)は、発売前から通販で買い求め、エラく熱心にエンディングまで全うした記憶がありました。
今の様に派手派手しくトロフィー出てきたり、というものではないものの。昆虫相撲は燃えましたな…。
本作中、ボクくんがお世話になる家。
晩御飯が終わって眠る前までの間、ラジオを聴くんですよ。深夜放送もそうですけど、大体夜の9時前から11時ぐらいまで。1970年代後半は中高生向け…というか、若いヒト向けの番組がよく流れてました。
ここでいう放送というのは、大半AMの中波かFM。地方はNHK入れて3局か4局。地方都市に地元FM局と呼べるものがはじまるのには、80年代前半まで待たねばなりませんでした。
広島だと1982年ごろでしたかね…広島FMの試験放送始。
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「ぼくなつ」の中では、お世話になったお家のオネーちゃん(緑ちゃん)とオバちゃんが、夜のラジオを聴きながら宿題片付けたり、酪農の会計記帳とかするわけです。
こういう風情、世代的にアルアルなシチュエーションでございます。
番組選択の余地なんて無論なくて。聴きたくもないけど、それぐらいしかすることないから聴いてる放送。そんな(何も起きない)状況でも、学校がない分楽しい夏休み。無責任で良かったわ〜。
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夏のRADIOとは、そういうものでございます。
お盆休みも、もうおしまいです。(合掌)