【写録】IRIS-Ⅲ
花菖蒲では、いわゆる多種に挙げられる黄菖蒲は、タンポポと同じで。黄色いヤツは外来種。
何度かに分けてご紹介してきました、花菖蒲ですが。多種ある花菖蒲の大体の特徴は以下の通り。
【江戸系(江戸種)】
変化に富み多彩。 茎が剛直で庭植え向き。
【伊勢系】
弁が垂れるのが特徴。
【肥後系】
豊満でボリューム感のある花。
【長井古種】
長井古種 山形県長井市にある品種群。
【Another】
斑入り:ノハナショウブの斑入り葉品種。
愛知の輝: キショウブとの交配により育成された黄花の品種。
「夕鶴」と「花吹雪」。云われなければどっちがどっち、と云えなくもないです。濡れているので分かりにくいですが、花弁の形。あと「鉾」と云われる花芯部位が違いますかね。
一輪づつの花の美麗さを追うのか、多種の花をとらえようとすると、どうしてもアングルが決まりがち。ワタクシの場合は「日の丸構図」一辺倒。
「もうすこし…日差しやら日陰やらのあり方について造詣を深めなければ」と、思うものの。どこかで真剣さが欠けてるんでしょう。「肩肘張らずに撮れるモノを撮る」では、おのずと行き詰まります。
今、その真っ最中なんでしょうね。。
そんな行き詰まりを、抜ける為の工夫…について。
花名「岐山の春」に因んだお酒でも飲みながら少しく考えてみたいと思います。(笑)
こちらのお酒、企画:岐阜大学応用生物科学部だそうです。花菖蒲では伊勢系にして、酒名は岐阜の「岐山」とは…これ如何に。
市植でのIris、今年の分はこれでおしまい。
御披見、感謝致します。(合掌)