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ジバゴの花

ウェンディ・カッソンズ(Wendy Cussons)はハイブリッド・ティー系(四季咲・大輪)。濃いローズピンクの高芯剣弁大輪花。

コンテスト用として活躍したローズピンクの名花ということで。ひところはコンテストで賞をとりつづけたそうです。作出年は1963年(昭和38年ですね)英国出身。

なぜか「ドクトル・ジバゴ」 という別名あり。

『ドクトル・ジバゴ』(Doctor Zhivago)
ソ連の作家ボリス・パステルナークの小説。1957年出版。ロシア革命の混乱に翻弄される、主人公で医師のユーリー・ジバゴと恋人ララの運命を描いた大河小説。「戦争と革命の最中でも、人間は愛を失わない」内容でノーベル文学賞を授与された。

from Wikipedia
ちょっと椿っぽい?

映画は流し見したことあったけど…作中でこの薔薇に関する印象的なシーンがあったのか。作者であるボリス先生に縁ある出自かわかりませぬ。

医師であるジバゴが出会った恋人と別れて、別々の家庭を持ち。ロシア革命の最中、軍医・看護師としての出会い。お互いの家庭を思い、気持ちは燃え上がりつつも二度目の別れ。そして三度目の出会いを描く歴史的な大作…とか。

童謡「むすんで。ひらいて。手を打ってむすんで」的なひっついたりはなれたりがフォーカスされるお話しですけど、世に盗人の種はつきまじ。道ならぬ恋はやはりフィクションの王道。

いい恋愛をみなさんもしてくださいまし。