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【紀行】めぢからの園

今回は先にふれたSONYのカメラ。
A7R5の新機能(AIの進化したフォーカス)について検証をするため、広島市立安佐動物公園に赴きました。

HAKUBAの忍者ストラップでございます。

装着レンズはSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM/ Contemporaryという…天文でもスポーツでも幅広く使われる重量級の廉価な望遠レンズ。こちらにMC-11(CanonFE マウントなので)なるマウント変換アダプターを介しての起用。

SIGMA社が自身の会社レンズのみならず。他社製のレンズにあっても使える、電子接点有りの太っ腹コンバーターを出してくれたおかげで、装着本体がCanonだろーがSonyだろーが。お構いなしにオートフォーカスしてくれます。(本日は「お構いなしかどうか…」の、検証も兼ねておりました)

FOX!

F8の500分の1秒・ISO3200という諸元での一枚ですが。撮影に関してバシバシ瞳にフォーカスしてくれます。(フォーカス対象・「動物」と「鳥」に設定)

毛繕いしてる最中はうつむいて目も閉じがちですが、きちんと追尾しておりました。

亀の目…認識しちゃうわけですよ
こういうシチュエーションでも、手前のダチョウではなく…ねばりづよく、奥のダチョウの目にフォーカス&追尾しております。
大半、金網越しなんですけど。目には合うわけです(焦点)

飛行機・乗物(電車・車)ほか。シチュエーションに応じて対象物のキモになるところにフォーカスを持って行く機能は確かに確認できました。手ぶれ補正もレンズについてるものと、本体内(センサーを動かす)手ぶれ補正とが協調しているのが分かります。

いちいち、耳をカメラにくっつけてスタビライザー(手ぶれ補正)が働いてるところを確認したわけではないんですけどね。

魔法瓶とか電気釜のメーカー宣材につかえ…るわきゃないか。

色々動物を撮る時に感じることですけど。動物は基本目を合わさない様にしてるわけです。ゾウとかあからさまに尻向けてくれますし。

もしくは横向きです(この角度が精一杯)

野生動物は目を合わせてはいけない…というのをよく聞く話ですけど。檻の内外に分かれてるから目を合わせてはくれないわけで。こちらが内側にもし居れば「喰ってやっからな!」的なことで真っ正面からこちらを見るに違いありません。(ほんとか?)

ぴーひょろろろの旦那(鳶さん)です。

こちらの隣には隼。そしてフクロウの夫婦がおりました。
現在、鳥インフルエンザの関係からか。鳥類のコーナーは立ち入り禁止。鳥さんたちも飼育棟内にて各々収容中とか。

ニンゲンも鳥もウイルスのせいで大変窮屈な思いをしております。

話がそれました。
目を合わす合わさないの話ですけど、獰猛な肉食獣さんはきちんと檻の中からでも、こちらを見てくれることがあります。あれは何なんでしょうね。アイデンティティが高いんでしょうな。

自己肯定感の強いイキモノも世の中にはおられます。

こちらの動物園が開園されたのは小生小学1年生時分。昭和40年代の半ば以降でございました。小学1年だか2年だかの遠足(10月~11月)はこちらだったのを覚えております。

当日は残念ながらミゾレ交じりの日となり。
上掲、写真のステージがある休憩所でお弁当を早々に戴き、午前中で学校に戻るバスに移動した記憶がありました。「あぁ、あのステージまだあるんだな…」と、こちらに来るといつも思います。

コロナ禍で長く休業だったのが…昨年の03月01日から少しづつ開園する日が増え。今日では営業時間をすこし調整しながら開園を続けておられます。本日はお子様連れがちらほらおられましたが…天下のド平日・ド日中。

静かな動物園でした。

レンズが重くてボディが浮いております(笑)

すこしづつ、AF機能が向上すると。

絵作りというんでしょうか…構図を考えたり、設定値をすこしづつ変えてみたり。そちらに神経配る余裕がでてきます。こーいうのは機会を増やして、慣れることでもっともっと修練の成果を発揮しやすくなるわけで。

好事家の感想さておき。作ってる人は大変なんだろーなぁ…と思います。

で。
良くなることは大切なことではありますが、追いつけるぐらいの良くなり具合で行っていただきたいワケです。想像以上の進化ぶりゆえ、満足しながら家路につく夕方前でございました。

これにて退場。
次は、暖かくなってからかしらん。。