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Sea Canary

ベルーガといえば、YAMAHAのスクーター。

こちらはおそらくカスピ海のオオチョウザメを意味してたのかしらん。(ベルーガ・キャピアのベルーガ)いや…「大人の男性がゆったり座れるスクーターを」という商品説明だったので。

やっぱり、シロイルカの異名。「ベルーガ」が元々の命名語源だったのかも。(ロシア語・ベルーガは「白い」を現し。スクーターの方もイメージカラーは白でございました)

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特徴のある「おでこ」の膨らみを「メロン」と云います。

脂肪組織である「メロン」を収縮。鼻腔奥を振動させて個体間のコミニュケーション。遠隔地のエコーロケーションを行うそうな。

頭ぶにゅぶにゅなんですわ、彼ら。

他の鯨類と異なり…彼らは実に多彩な音で交流を図るらしく。水中でのやりとり(可聴範囲)があまりに賑やかなので「海のカナリア(Sea Canary)」の異名もアリ。

シロイルカは日本国内の水族館でかなりの数、飼育されたり曲芸を覚えさせられたりしております。

ご当地、島根県浜田AQUASのシロイルカは唇をすぼめさせることのできる特徴を利用して、口腔内に溜めた空気を噴き出して空気の輪を作ることができるんですわ。

「バブルリング」と云われております。

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かなりの個体がバブルリングは作れるらしいんですが。見世物(!)になってるのは、こちらAQUASと中国の水族館「大連極地館」のみだそうです。

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ただいまリング制作中。(笑)

シロイルカ…とはいえ。鯨偶蹄目・イッカク科(クジラ目ハクジラ亜目)ゆえ…鯨なんですよ、鯨。

大半の水族館シロイルカは野生個体、というので「つかまえられて」観覧飼育対象となっているんですな。館内での自然繁殖…大半、半年以内にお亡くなりとか。

ところが、名古屋の名古屋港水族館の『ベル』は生後半年以上生きながらえた(寿命03年11ヶ月)という事です。スタッフ偉い。

ごくごく普通に生き続ける…というのも水族館という環境下ではなかなか難しいんですね。驚くべき事に…『ベル』の子供『ナナ』は13年も生存中。長生きしてもらいたいものです。

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名古屋港水族館の『ナナ』ちゃんねぇ…(笑)

一度、バイクに乗って会いに行ってみるかねぇ。