【写録】Full Bloom of ROSE
蔓化した薔薇というものも、裸苗にて植わって咲くものよりは強そうで好きです。コレが、いわゆる『野薔薇』ということになるんでしょね。
Roald Dahl
ロアルド・ダール（Roald Dahl）世界中で愛され続けている作家の生誕100周年を記念して作出した素晴らしいバラです。このバラは、ロアルド・ダールの妻フェリシティー（リシー）・ダールのお墨付きを得て名付けられたとか。
The Lady's Blush
ザ・レディーズ・ブラッシュ（The Lady's Blush）「ザ・レディー・マガジン」という、イギリスの女性誌の中でもっとも長く続いている週刊誌の125周年を記念して生まれたバラです。
Skylark（スカイラーク）イングリッシュローズとしては珍しい半八重の花。花色は初めは濃いピンクで、薄めのライラック・ピンクになってゆきますが、これは…進化第２形態にすすんでいるのね。
Desdemona
デスデモーナ（Desdemona）デズデモーナはシェークスピアの戯曲「オセロ」に登場する悲劇のヒロインから名付けられました。紫陽花のアナベルと同じく…ネーミング・センス宜し。
Tottering-by-Gently
トッタリング・バイ・ジェントリー（Tottering-by-Gently）毎週発行されるアニー・テンペストの有名な一コマ漫画の25周年を記念して名づけられました。
The Poet's Wife
ザ・ポエッツ・ワイフ（The Poet's Wife）背丈は低め、自然な丸みを帯びた樹形なので、ボーダー花壇の手前などに植えるのが理想的です。はっきりとしたレモンのような香りに始まり、時が経つにつれてさらに甘く、より濃厚になります。当日、花の匂いを嗅ぐことはせずじまい。レモンの香りねぇ…。
Wildeve
ワイルドイブ（WIdeve）「ワイルドイブ」は、トーマス・ハーディの小説、「帰郷」の登場人物に由来します。イングリッシュローズの花のありとあらゆる魅力と、見ての通りグランドカバー用のバラとしての特性も十分持っているそうです。
Gentle Hermione
ジェントル・ハーマイオニー（Gentle Hermione）ハーマイオニーはシェークスピアの「冬物語」に登場するリオンディーズ王の献身的な妻の名から付けられました。
間違っても、魔法学校のネーちゃん（CAST：エマ・ワトソン）からではありません。（こら）
Munstead Wood（ムンステッド・ウッド）ムンステッド・ウッドは人物名から。イギリスのサリー州にあるガートルード・ジェキル自身のガーデンにて作成。彼女（ムンステッド・ウッド）はそこで一生のほとんどを過ごし、執筆に励みました。
Harlow Carr（ハーロウ・カー）英国王立園芸協会（RHS）設立の200周年を記念するバラで、ハーロウ・カーとはイギリスのヨークシャー地方にある、RHSのガーデンの中で最も北に位置するガーデンです。
こちらのみ名前不明。薔薇好きの方教えて戴ければ喜びます。可憐でダリアっぽいんですけどねぇ。「Jean Giono（ジャン・ジオノ）」という品種に近いかしらん。
野薔薇（蔓系）圧巻でございました。当日は曇り気味の花撮りには望ましい天候でした。
青空もちらほら。５月は薔薇の季節…こちらはあと２週間ぐらいでしょうかね。来園時満開ということで、運が良かったです。