起業10年目、社会貢献してる僕が考える「成功」の定義
■本日のコラム 音声ver
■本当に支援すべき人は見えにくい
相変わらず体調を崩しております。今日も無理しないで学園ドラマを寝転んで見ながらゆっくり目に過ごそうと思います。でも毎日楽しいなー。最近は子どもたちにおちょくられてるおかげもあってめちゃくちゃ仲良くなりました。
昨日、貧困について学んでて思ったことがあるんだけど、日本には「頑張りたくても頑張れない人、どうしても怠けてしまう人」がたくさんいる。そういう人こそ本当は支援しないといけないんですよね。もっと言えば「自分が関わりたくないなと思う人」や「手が焼けるなと思う人」などです。つまり、支援したくないと思うような相手こそ最も支援の対象であると言えます。
そう考えるとカンボジア🇰🇭での上記の写真の子どもたちに対しての支援活動は本当に楽です。みんな頑張れる子供たちばかりだから。というか、頑張れる環境がカンボジア🇰🇭は整ってるんですよね。
もちろん、僕が今支援してる学校に行ったことがない8歳の女の子は、自分が遅れてることを自覚してるだけに他の子どもたちと比べて劣等感を抱いてます。だから僕らがサポートしていかないとダメなことが活動やっててよくわかるので、彼女のような子どもは支援対象者なんです。
でもこれから調べていきますが、カンボジア🇰🇭の方が日本🇯🇵よりも「頑張りたくても頑張れない、どうしても怠けてしまう子ども」は少ないと思います。この辺を調べていくのでまたわかったら活動の経過報告とともにここに書こうと思います。
■自己満足が「成功」なら決して大成しない
自分で社会貢献してるって書くのもなんだけどまぁ事実やしいいかなと。笑 今日朝カフェで考えていたんですが、日本でも絶対に活動したいと思ってて特に貧困に苦しんでるシンママに対して新しい雇用を生みだしたいなと考えてます。
僕ははっきり言って日本の汗かいてなんぼ的な美徳と常識に関しては、というか日本の常識全てを否定してる人間です。北欧やドイツの方が日本よりも働いている時間は少ないのに生産性が高いことはすでに証明されています。知ってる方も多いことでしょう。
だから僕は週休3日にするか週休2日にしてほどほどに働くかのどっちかがいいと思ってて教育に関する団体か会社を日本で立ち上げて特に非正規雇用のシンママの雇用を生みたいなと思ってます。もちろんこれはなかなか難しいことだとは思いますが。
女性の非正規雇用の収入の低さは尋常じゃないです。アバウトにはなりますが毎日朝から晩まで働いて年収200万円、月の手取りが15万円いかないくらいとかで子どもを抱えてます。そこから児童扶養手当など入れてもギリギリの生活しかできない家庭がたくさんあります。さらに元夫から養育費を受給してるシンママは全体の24%くらいしかいないんです。
日本には約142万の「ひとり親世帯」があって。父子世帯の約18万7,000世帯に対して母子世帯はその6倍以上、約123万2,000世帯です。つまり9割近くが母子世帯ってことになります。
しかもOECD(経済協力開発機構)の加盟国の中で日本はひとり親世帯で、なおかつ親が就業している場合の相対的貧困率(全国民の所得の中央値の半分を下回っている割合)は、54.6%と先進国では頭一つ抜けてるんです。
※上記のデータは「読売新聞オンラインから」引用
https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/20181016-OYT8T50013/
子どもが貧困になるのはそもそも親が貧困だからで子どもは親に感染します。つまり逆も然りで親が健全であれば子どもも健全になるんです。親が経済的、精神的、体力的、時間的にゆとりをどれだけ持てるかが子どもの未来を決めると言っても過言ではないです。だから貧困に陥ってる親に対して支援や援助することが求められます。
で、勉強してて思うのは「あと3万円、5万円が足りない」って家庭がすごく多いんです。日本は経済面でのジェンダー格差がシビアすぎる。女性は男性の6、7割くらいしか稼げないと思ってください。確かに日本人雇うのはお金かかるしまだ未熟な僕にできるかわからんけど不可能ではないと思える。
なんで僕がこれらを考えていたのかというと、カンボジア🇰🇭で今実際に活動してて子どもたちとも仲良くなれて、可愛い子どもたちみんなが喜んでくれてるのを見ると本当に嬉しくなるからです。やはり、自分がやったことに対して他人が喜んでくれた時が生きがいを本当に感じます。
先日YouTubeで貧困母子家庭の動画を見ていたのですが、マジで悲惨だったので、僕がシンママ雇って経済的、精神的、体力的、時間的にゆとりを持てるようにしたらその家庭に貢献することができる、みんな喜んでくれると思ったからです。
こんなことを達成しようと思ったらもっと勉強して経験積んでいかないとダメなので今の僕にはまだまだ無理な話なのですが、絶対達成したいなと思ってます。
僕の中での「成功」の定義は、自分をきっかけにどれだけの人が喜んでくれたのか、人生が変わったのか、です。「あなたがいたから助かった」とか「あなたがいなかったら今頃どうなっていただろう」とかそういう言葉を貰えたことは僕はまだないけど、子どもたちが将来、大人になった時に言われたら本当に最高だなと考えてます。
成功って多くの人は経済的なことを言うと思います。経済的に成功していいものを買って、いいところに住んで、いい車を買う。そのイメージが強いと思います。もちろんそれも成功だと思うし好きなようにお金を使えばいいと思います。ですが、それをやるのであれば、やることをやってから、つまり他人や社会に大きく貢献してからやるべきだと僕は思う。格差が大きい今の社会だからこそです。
一番わかりやすい話をすれば、基本、燃費が悪い高級車に乗るってことはあと50年でなくなると言われてる有限な化石燃料を、世界中のみんなが使いたいと思ってる化石燃料を自分だけ牛耳ることになりますからね。
もちろん僕だって美味しいご飯食べたりいい家に住んだりしたいです。そこは嘘をつきません。でもアンフェアな世界だからこそやることやらないで自分だけいい思いをしてたら必ずしっぺ返し喰らいます。
だから僕は苦しんでる人、困ってる人、悩んでる人にどんどん手を差し伸べられるような人間になっていこうと思います。そして、自分がきっかけになる。きっかけになって他人や世の中を変える。これが僕の成功の定義です。
まぁそんな感じで、やるべきことがどんどん明確化してきてるので楽しくなってきました。引き続き頑張っていきますので応援の方どうぞよろしくお願いします。