【中編】現代の奴隷と人身売買、技能実習制度の闇がえぐい
■本日のコラムの音声ver
■活動の経過報告。お金はやっぱり大事・・・
昨日は公立の学校に行ったことすらないカンボジア🇰🇭人の9歳の女の子の家、ではなくて久々に一緒にカフェに行って来ました!昨日は雇ってたバイトの女子大生の顔をしっかり正面から見たのですが、そんなに可愛くなかったので少し萎えました!笑
でも彼女は純粋な心を持ってる真面目な子ですし定期的に会って僕が英語で日本語を教える約束はしたので引き続き活動をやりながら良い関係を築いていけたらいいなと考えてます。子どもだけではなく日本に興味を持ってる若者を見たら嬉しくなるし貢献したいと思います!
9歳の女の子もいい感じにカンボジア🇰🇭の母国語のクメール語を覚えてるのでみんなで引き続き成長してみんながwinになることを第一に考えて頑張っていきます!
てか昨日カフェでめちゃ思ったことがあって、こちらの画像を見てください。
写真だけで伝わるかわからないけど教科書をこの5ヶ月使ってボロボロになったんです。「 こんな汚くはならないだろう 」ってくらい汚れているのですが、その理由は彼女の住んでる家の環境が良くはないからです。
例えば、昨日みたいな綺麗なカフェで毎日勉強できたとしたらこんなにボロボロになるとは思えないんです。実際に先進国の日本のボンボン育ちの僕は子どもの時に半年やそこらでこんなに教科書が汚れたことはないからそう感じたんだと思います。
カフェにいる人と比べても彼女だけ明らかに靴なども汚れてるからなんかやっぱお金って大事やなーって思ったしなんか複雑です。格差は問題ありすぎるので引き続き埋めれるように頑張っていきます。最近ジャパンハートの吉岡さんの教育バージョン的な人になろうと思えてきたぞ。
■なぜ技能実習制度についてマスターしようと思ったのか?
今僕はカンボジア🇰🇭に住んでてカンボジア🇰🇭人の技能実習生は日本で大体1万人近くいるとのことで中には日本で被害に遭ってる人もいます。これから活動をしていく上で僕は規模を拡大していくにあたってカンボジア🇰🇭の若者をどんどん雇うことになります。
僕が日本人だから「 日本人と接して日本語を学びながら働きたい 」って考えてる若者がいつもバイトに応募してくるんですよね。みんな大体は「 日本に行きたい 」と言うのでそこで出会った若者に対して技能実習制度の闇などを教えてあげることができればかなり貢献できると思います。
みんな闇や裏のことを見てる感じ全然わかってないので。みんな今のクソみたいな日本、日本人に期待を抱いているので。「 それは幻想だよ 」と教えることが大事だなと。自分に出来ることは全部やっていこうと思います。
■黒人奴隷と変わらぬことをやってる愚かな日本人が現代にいる
今日は昨日の続き、中編なので前編のコラムをまだ読んでいない方は下記からどうぞ。
そして、今日のコラムは社民党の福島みずほさんの動画に出演していた技能実習制度に詳しい弁護士の指宿 昭一さんの話を抜粋してお届けします。社民党のアカウントは僕はチャンネル登録しててめちゃくちゃ貴重なことを学べるのであなたもぜひ見てみてください。
少しでも世の中を良くしていくために、いいなと思った本、動画、番組、映画などはどんどんこれからシェアしていきます。
昨日から今日にかけて技能実習制度について本を買って読んだり、上記のようなYouTubeの動画を見漁っているのですが、そこで学んだ闇について今日もお話しようと思います。ちなみにこのような動画が1,000回ちょっとしか再生されてないのは実に悲しい・・・。
僕は今、毎日1日24時間の自由を確保してこうやって自分のやりたいことを好きなようにやらせてもらってます。技能実習制度の闇について調べていると人権があるってことがどれだけありがたいことかわかるようになりました。
例えば、技能実習生をただ単に安価な労働力としてしか考えてない極めて悪どい日本人の経営者にとってみれば技能実習生が働けなくなったら用無しなわけです。中には仕事中に怪我をして働けなくなったり、日本で知り合った人と結婚して妊娠したりする技能実習生が実際にいます。
そういう技能実習生に対してどういうことをするのかというと、ある朝ヤクザみたいな人間がドカドカと何人かやってきて「 荷物をまとめろ! 」と言って最悪暴力を振るって手足を縛って車に乗せてそのまま母国へ強制帰国させるというようなことが今も横行してるんです。
これは当然ですが犯罪です。
で、動画で指宿さんが話してるのが単に途上国の技能実習生を安価な労働力としてしか見てない悪どい日本の監査団体は独自のルールを持ってるんですよね。
・妊娠してはいけない
・何かトラブルがあった時に弁護士に相談してはいけない
などです。これってもはや人権侵害にあたることであり過去、白人が黒人にやってたような奴隷と全く変わらないと僕は思います。だって恋愛や妊娠したり弁護士に相談するのはその人の自由でしょ?
動画でぜひ見て欲しいのは、リンさんっていうベトナム🇻🇳人女性の例なのですが、恋愛と妊娠をして、妊娠したことがバレたら強制帰国させられるから妊娠したことをずっと黙ってて最終的に双子を死産してしまったのですが、リンさんは有罪になってます。
でも動画を見ればわかるのですがリンさんは奴隷、強制労働、人身売買の被害者なんですよね。なのに自由、人権を奪われた結果、誰にも相談できずに死産するしかなかったのに、悪どい日本人の被害者なのに有罪判決になったんです。こういうことが実際に僕らと同じ日本人が外国人に対してやってるし、起こってることなんです。あなたはどう思いますか?
※こちらYahoo!ニュースにもあったので貼っておきます。
日本政府の目的は結局は黙って低賃金で働いてくれる奴隷のような人間がただ欲しいだけです。
こうやって犠牲になってる人がいるから僕は今の生活に感謝しないといけない、毎日カフェで勉強してこうやってコラムを書いて皆さんにお届けできることがありがたいことだと思ったんです。
ここで忘れてはいけないのが帰国させられた途上国の技能実習生は昨日話したように70〜150万円の借金を背負って日本に来てます。借金を返せないまま、何の技術も身につかないまま帰国させられて、母国の安い賃金( ちなみに僕が住んでるカンボジア🇰🇭では平均月収3万円 )で働くとなるとこんな大金、とてもじゃないけど返せないんです。
途上国の人の70〜150万円は日本人にとっての最低500万円くらいです。例えばあなたが夢や希望を抱き500万円の借金を背負ったものの奴隷のような扱いを受けて結局何も得られないまま騙されて終わったとしたらどんな気持ちになりますか?絶望感半端じゃないですよね?
で、僕は昨日勉強してて驚いたことがあって、今日本に技能実習生は41万人いるんですがそのうちの55%がベトナム🇻🇳人なんです。ベトナム🇻🇳人の方々はこのようなことが横行してることを知らないわけではないらしいんです。知ってる人も多いんです。
つまり、奴隷のように扱われるかもしれないけど多額の借金を背負って日本に希望や夢を抱いて来日してる人も中にはたくさんいるわけですが、そこでベトナム🇻🇳の横のカンボジア🇰🇭に住んでる僕だからこそわかった納得できることがあるんです。
■途上国に住んでる僕だからこそわかった納得できること
僕は今カンボジア🇰🇭とベトナム🇻🇳の学校に行ってない子どもたちに対して識字を中心とした学習支援活動をしています。子どもたちは両親が経済的に貧しいので公立の学校にすら行きたくても行けないんです。
カンボジア🇰🇭の9歳の女の子は支援して5ヶ月、ベトナム🇻🇳の子どもたちは2ヶ月が経ちました。僕は自分なりにマジな気持ちで支援してきたおかげもあって両方の集落の人たちは僕のことを信頼してくれてます。で、すごく喜んでくれてるんですよね。
前も書いたと思うけど「 別に大したことしてないのになんでそんな喜んでるんやろなー 」って思うことが多々あったんですが、技能実習生のことを勉強して改めて思ったんです。日本人がやってる当たり前のことができないことで起こる人生における不具合を途上国の経済的に貧しい人間はよくわかってるんです。
つまり、なぜベトナム🇻🇳の技能実習生が多額の借金を抱えてまで日本に来るのかというと、日本人以上に、お金がないことで人生どういうことになるのか?その不具合をわかってるから「 このままお金がない、苦しい生活に耐えるくらいであれば借金背負って一攫千金を狙った方が絶対いい! 」っていう考えに本能的になるんだと僕は考えてます。
例えば他のケースも紹介しましょう。アフリカからスペイン、イタリア、ギリシャを目指して不法に入国する移民は今も後を絶ちません。なぜなら、母国にいても政治は腐敗してるし、仕事もないし、戦争してていつ死ぬかもわからない。こんな生活をするくらいだったら、死ぬリスクを抱えてでもヨーロッパを目指して自由な生活を手に入れたいと移民は考えます。
でもアフリカからヨーロッパを目指して入国できる人間は500人に1人と言われてます。入国できなかったら豚小屋みたいな施設に入れられたり、国に返されたりします。しかもボロボロのボートにギュウギュウ詰めに乗ってヨーロッパを目指すので途中でボートが沈んで死ぬ人も多々います。
なぜボロボロのボートなのかというと、切羽詰まった人間、これをやるしか道がないって人間に対して犯罪組織が漬け込んでるんですよね。
こんな感じで途上国の人間の置かれてる状況は多くのぬるま湯にどっぷり浸かった日本人とはまるで違うので平気で死ぬかもしれないというリスクを取ってきます。てかそうするしかないんです。
ちなみにベトナム🇻🇳人の技能実習生の中にはベトナム🇻🇳の田舎出身で最初に150万円借金して日本で3年働いて借金返して300万円貯金して帰国してるような人もたくさんいるんですよね。その300万円で投資したり田舎に豪華な家を建てたりして幸せな生活を掴んでるんです。
で、実際にベトナム🇻🇳には技能実習生の広告がたくさんあるみたいです。「 参加費150万円!3年で300万円貯金できるチャンス!」みたいな広告です。これって日本で例えたら「 参加費500万円!3年で2,000万円貯金できるチャンス! 」という広告になります。
まず日本でこんな広告見ないですがかなり魅力的じゃないですか?だって3年で2000万円も貯金できるんですよ?老後に必要な2000万円を3年で獲得できるかもしれないならリスクを取らなくても生きていける日本人でもやる人はいると思う。俺はお金に興味がなくなったから今はいいけど、自分で稼ぐ術を知らないならやってるかもしれません。笑
そんな感じで僕が感じた納得できることをまとめるとカンボジア🇰🇭でもそうですが、日本の消極的、保守的な若者と違って途上国の若者は活気や勢いが凄いんです。平気でリスクを取ってくる。
僕が経験と勉強をして考えられる理由は、僕ら日本人が、特にボンボン育ちの僕なんかが今当たり前にやってること、これまで当たり前にやってきたことができないことでどういうことになるのかを経験してるが故に身を持ってわかってるから、そうなるくらいなら全然リスク取ってでもやります、てかやらないことの方がリスクだくらいに思ってるんだと思います。
勉強していくとまだまだ書けることがあると思ったので今日は中編とさせて頂きました。また明日書きます。