見出し画像

「食材王国みやぎ」宮城フェア 続き・・・


石巻魚市場

9月初旬の宮城県石巻市訪問の折、石巻魚市場を視察しました。この魚市場は東日本大震災の津波で全壊しましたが、その後再建。建物の長さは 875.47m で、3年前に「最も長い魚市場」としてギネス世界記録に認定されました。放射能の検査体制も充実しており、高度な衛生管理が行われている地方卸売市場です。


石巻魚市場

石巻魚市場の佐々木社長に市場内を案内していただきました。皆、黄色い帽子をかぶり、白い長靴に履き替えて消毒後入場します。底引き網漁で獲られた魚たちは、魚種・大きさにより仕分けされてセリにかけられます。様々な魚や貝類に混ざって毛蟹もいたのが驚きでした。


むすび丸と牛政宗

宮城県フェア開催中(11/30まで)のスーツァンレストラン陳を訪れました。ここでも「むすび丸」と「牛政宗」くん達が愛想よく出迎えてくれました。彼らの後ろはガラス張りの厨房です。では、宮城県産食材を使用したオリジナルなメニューを一部紹介いたします。


宮城県産鮮魚とトマトの発酵唐辛子スープ煮込み

宮城県沖で獲れたひらめ、宮城県産のミニトマトやキクラゲなどが入った
具沢山のスープ煮込み料理。発酵唐辛子のピリ辛がほどよく舌を刺激します。最後の一滴まで飲み干せる宮城県産食材の旨みたっぷりスープでした。


気仙沼産毛鹿鮫尾ビレの煮込み ~濃厚な上海蟹のソース~

宮城県の気仙沼はフカヒレ生産日本一の町です。これは、今が旬の上海蟹と、気仙沼産の毛鹿鮫(モウカザメ)の尾ビレを使用した贅沢な一皿。溶けだした毛鹿鮫のコラーゲンが上海蟹をねっとりと包みます。


漢方牛の豆豉チャーシュー

四川の名酒香る漢方牛の豆豉チャーシュー。通常の牛脂の融点より10℃ほど低く、口に入れた瞬間から脂肪分が溶け出し、その後しっかりと肉の味がする牛肉です。豆豉風味が赤身肉の美味しさをより一層引き立てます。


ジェラート

本日のデザート。宮城県産のリンゴとお米(だて正夢)を、ジェラートと合わたデザートです。「だて正夢」の甘くもっちりとした食感は、デザートにとてもよく合います。ちょっとタピオカに似ているかもしれません。

いいなと思ったら応援しよう!