2024年4月15日宮城県気仙沼市南三陸町 視察
2024年4月にシェフ4名とご一緒に宮城県気仙沼市・南三陸町の産地を訪問しました。
震災から13年、気仙沼市と南三陸町の復興の様子（どのように変化し、そして変わらず続いているものは何か）を五感で感じることができました。
気仙沼・南三陸では、鮭やメカジキ、ホヤ、フカヒレなどの海鮮物、羊や豚などの肉類に出会い、老舗酒蔵を見学しました。。
産地の空気を感じながら、食材を見て、食べて、生産者の方々とお話をして、気仙沼・南三陸を満喫しました。
食材が持つ産地のストーリーが伝わった素晴らしい旅でした。
最初の訪問先は気仙沼の中心にある老舗水産加工会社、ABECHO様
加工技術の説明をしていただき、加工している所を見学させていただきました。
大正元年から続く老舗酒蔵。
こちらの酒蔵は比較的高地にあるため、津波の被害を免れました。
外は夏が近づき暑くなり始めていましたが、室内は温度管理がされているため
ひんやりとしており、日本酒の優しい甘い香りがしていました。
フカヒレ関係の商品だけでなく、気仙沼完熟カキを使用したオイスターソース
や気仙沼産ホタテのXO醤なども生産しています。
↓
正解は
↓
フカヒレです！
丁寧に処理をした後、このように乾燥させています。
わかめ羊は三陸わかめの茎を配合した発酵飼料で育っています。
そのため、羊独特の臭みが抑えられ香りの良い羊肉となっています。
人が近づくと羊が一斉に鳴きだしました。
この時は食事の時間ではないので、羊たちには申し訳なかったです。
新鮮な野菜がお手軽なお値段で買えるので、開店前から行列ができていました！
次々と商品が無くなっていき、空の棚が増えていきました。
ワインの製造工程や、設備の説明をしていただきました！
水中では一定の温度や水中の振動によってワインの熟成が早まるそうです！
ＺＥＮ風土は、産地の食材との出会いのほか
現地の方々と交流や土地のストーリーも大切にしています。