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【長編】15分間の瞑想が起業家人生を大きく変える

日々の喧騒から逃れて

Q.  "皆さんが何もしなかったのはいつが最後ですか?"

少しの間思い出してみてください。

ここでいう何もしないとは、SNS・ネットサーフィン・会話・食事など
"これらの全てを何もしない"こと意味します。
過去を振り返ったり、将来のことを考えることもいけません。

"本当に何もしなかった時はいつだったか"
"本当に何も考えなかったのはいつだったか"

少し思い出してみてください。

情報化や行き過ぎた資本主義によって、
私たちは信じられないほど忙しない時代を生きています。
一息つく間も無く、常に何かをしている状態です。
常に何かをしていて、気がつけば常に何かを考えています。

でも少し立ち止まって考えてみてください。

私たちにとって、心は人生でもっとも大切な財産です。
何かを見るときも、何かを感じるときも全て心を通じて経験します。
幸せ・満足感・感情も、
すべて心の状態で左右するといっても過言ではありません。

心に余裕を持たなければ、人への思いやりを持つことも、
より良い意思決定をすることも難しくなってしまいます。

しかし、私たちはなぜか心に気を使う時間を設けていません。
感情の渦に飲まれたとき、どうやって抜け出せばいいかわからず"迷走"してしまいます。

そこで本日のnoteでは、ZEN HOUSEでも毎日実施している
"瞑想"という方法を皆さんに提案したいと思います。

わたしたちが瞑想に必要な時間は、1日"たったの15分"です。
この1日たったの15分で、起業家人生は大きく好転します。

以下、瞑想の方法を簡単に解説しつつ、
瞑想によって得られる効果を記述していきたいと思います。

知られざる瞑想の方法

まず、瞑想の効果をお伝えする前に、
前提として瞑想の方法を簡単に説明します。

瞑想に必要なのは、自分の体と静かな空間の2つだけです。それ以外何も必要ありません。瞑想は主に以下の手順で行われます。

準備:

1.あぐらの状態で地べたに座ります
このとき、マットなどを用意しても構いません。
2.背筋を伸ばし姿勢を整えます
できるだけリラックスした状態を保てるように、両肩の力を抜いて、口は少し開くくらい気を楽にしましょう
3.鼻から吸って、鼻か口から吐く
鼻から吸ったとき、お腹が膨らむような感覚が持てるとベストです。腹式呼吸を意識しましょう。

実践

1.何も考えず、呼吸に集中する
無になる気持ちで呼吸に意識を向けましょう
2.雑念が入ってくる
雑念が入ってくる=悪いことではありません。どんな瞑想マスターでも「雑念」が入ってきます
3.雑念を認知する

何も考えないようにしようと心がけても、人は何かを思考してしまいます。これがいわゆる雑念です。雑念を拒否するのではなく、認知して受け入れてみましょう
4.意識を呼吸に戻る
雑念を認知し、受け入れることができたら、再び呼吸に意識を戻しましょう

ここまでが1セットです。
腕立て伏せでいうところのワンプッシュに該当します。

腕立てを1回する=筋肉がつく
瞑想を1ループする=瞑想筋(集中力)がつく

というイメージだとわかりやすいかと思います。

これを15分間繰り返します。

特にアロマやお香を焚く必要もありません。特別な音楽を流す必要もありません。ただ、今この瞬間に集中するだけです。

続いては瞑想によって得られる効果を見ていきましょう。

瞑想によって得られる効果とは?

"瞑想"と聞くと、
「単なる心の鎮静剤ではないか?」
「そもそも瞑想って意味あるの?」
「なんか宗教的で怖い」
というご意見が今にも返ってきそうです。

確かに瞑想をしている様子を側から眺めると、スピリチュアルに感じる方は少なくないと思います。
しかし、実情とは大きく異なります。

私たちが思うに、瞑想は3つの大きなメリットがあると思います。

1. より良い意思決定ができるようになる
2. 研ぎ澄まされた集中力が身につく
3. 心に余裕が生まれ、周囲へポジティブな影響を与えられる

ひとつずつ解説していきます。

1.より良い意思決定ができるようになる

多くの人は、
「瞑想は思考を止めることだ」
「瞑想は感情を捨てることだ」
「瞑想は心を抑制し制御することだ」
と思っていますが、少し違います。

瞑想は、一歩下がって思考を理解することです。

自分の中から溢れる思考や感情を、リラックスしたままの心で受け入れて、
その感情を観察することです。

瞑想をしているとき、どれだけ呼吸だけに集中しようと意識しても、
きっと何かを考えてしまいます。
例えば「今日のご飯何かな」「そいえば、あいつにLINE返したっけな」
などといった雑念が湧いてきます。

このとき、この雑念を「悪いものだ」「いけないことだ」と跳ね除けてはいけません。
「何も考えずに呼吸しないと!」と肩に力が入ってしまってもいけません。

"認知して受け入れる姿勢"が一番大切なのです。

抽象度を上げて説明すると、
大切なのは感情を意識をして自分で意思決定をする感覚です。

人間の意思決定の9割以上は無意識によって行なわれています。
例えば、寒い早朝に目が覚めた時を想像してください。

私たちは「起きる」or「布団にもう一度戻る」という意思決定を強いられます。
しかし、この意思決定を普段私たちは無意識に行なってしまいます。

「布団にもう一度戻る」という選択肢は、「起きる」という行動に対する雑念です。
強調したいのは、これを私たちは無意識に行なっていることです。

この無意識に行なっていた「起きる」or「布団にもう一度戻る」の意思決定を、瞑想では意識へと下ろしてきます。
「ああ私はいま、『起きる』or『布団にもう一度戻る』で選択を迫られているな」と認識しながら、意識のもと自分の意志で『起きる』を選択する感覚です。
つまり無意識ではなく、
自分でハンドルを握って意思決定をすることができるようになります。

普段生活にはたくさんの誘惑があります。
誘惑は雑念と一緒です。無意識だけでは誘惑に負けてしまいます。
誘惑を誘惑と認識し、自分の心で判断する力を瞑想では養うことができます。

結果的に私たちは、
ゆとりをもってより良い意思決定ができるようになります。

2.研ぎ澄まされた集中力が身につく

普段私たちがタスクをこなすとき、日々のいざこざから気が散ってしまいます。
また、SNSの通知など外的要因からも大きな影響を受けます。

瞑想では、何も考えず呼吸をすることだけに意識を向けます。
意識を向ける先が"無"という形のないものです。

"無"というはっきりしないものに集中するというのは一番労力を費やします。瞑想では、"無"に向かうという一番負荷のかかる作業の繰り返しです。

瞑想によって、一つものに集中する感覚を鍛え上げれば、
普段の生活でも集中力を保ち続けることが可能です。

"無"に向かう瞑想とは比較すると、
普段のタスクは"カタチ"のあるものがほとんどです。

結果、研ぎ澄まされた集中力で、
短時間で最大のパフォーマンスを発揮できます。

実際にハーバード大学医学部等が実施した研究結果では、
健康な瞑想未経験者16人が8週間のマインドフルネスプログラム(MBSR)を実践し、その前後にfMRIで画像解析を行い、16人のマインドフルネス実践者と17人の非実践者とで脳を比較しました。

結果、マインドフルネスの実践前後で、被験者の海馬の構造が変化していることが分かりました。
海馬は、記憶や学習、空間認識をつかさどる領域です。

参考: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3004979/

瞑想の効果は科学的にも証明されているのです。

3. 心に余裕が生まれ、周囲へポジティブな影響を与えられる

瞑想はストレス管理においても有効な治療法として注目されています。

以下の研究では、
瞑想を継続的に行うと、ストレスホルモンが大幅に減少することが明らかにされています。

参考: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23724462/

この研究では、227名の健康な成人男女を対象に、瞑想トレーニングが長期的にどのような影響を与えるのかを実験しました。
3ヶ月目で既に減少傾向が見られ、
6ヶ月間継続的に瞑想を行なったグループは
ストレスホルモンの指標であるコルチゾール量が、平均で25%も減少していたことがわかりました。

また、以下の報告書では、専門家が職場に瞑想を導入することで、仕事の効率が上がり、燃え尽きを減らし、周囲への配慮が行き渡りやすくなることが明らかになりました。
参考: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29723001/

有名企業や実業家も瞑想を導入

以上のように、科学的に瞑想の効果が明らかになってくると、
GoogleやApple、Yahoo!やメルカリなど、仕事の効率向上やストレス軽減を目的として瞑想を採り入れる企業も増えてきました。

また、起業家でいうとスティーブ・ジョブズやビルゲイツ、
日本の起業家では松下幸之助さんや稲盛和夫さんなど、
個人で瞑想に取り組み成功を収めている実業家はかなりたくさんいます。

スティーブ・ジョブズ

ただ座って観察するだけで、自分の心がどれほど落ち着いていないかあなたは気づくでしょう。
無理に落ち着かせようとすると悪くなるばかりですが、時間が経てばやがて落ち着き、些細なことに気が付くことができるようになります。
-それはあなたの直感が花開き始め、物事がよりはっきりと見え始めるようになる瞬間です。
そしてもっと今を生きることができるようになる瞬間です。
あなたの心の動きはただ穏やかになり、今という時間の中に途方もない広がりを発見します。
そこではこれまでに見ることができたものより遥かに多くのものを見ることになります。
そこに至るためには規律が必要で、練習をする必要があります。

https://www.goodreads.com/quotes/668031-if-you-just-sit-and-observe-you-will-see-how

彼は大学を中退してインドに渡った際に仏教に触れ、
その後曹洞宗の禅僧である鈴木俊隆氏を導師として、サンフランシスコで禅を学びました。
そこから2011年に亡くなるまで、彼は瞑想を実践したと言われています。

瞑想で効果を期待できるのは、決して才のある有名人だけではありません。
上記で示したように、私たち一般人であっても、
科学的に瞑想の効果を実感し、自分の才を最大限に発揮することができます。
起業家にとって、瞑想は成功への近道です。
ぜひ日常生活に瞑想を採り入れて見てください。

まとめ

何もしない・何も考えない時間を持ったのはいつか?
心は財産
私たちの思う瞑想によって得られる効果は主に3つ
1. より良い意思決定ができるようになる
→ 一歩引いた目線で考えられる感覚を養うことができる
2. 研ぎ澄まされた集中力が身につく
→ 短い時間で最大の成果が生み出せる
3. 心に余裕が生まれ、周囲へポジティブな影響を与えられる
→ストレスが軽減され、周りへの気遣いができるようになる
有名企業や実業家も瞑想を採り入れている

脚注/参照:

告知:ZEN HOUSE無料ご飯会

ZEN HOUSEでは、毎日18時〜起業家/将来起業したい人に対して無料のご飯会を開催しています。運営が毎日手作りのご飯を作っており、実家のような雰囲気でご飯を楽しむことができます。年齢制限等はございません。キャピタリスト、投資家の方もぜひきていただきたいです。

お問い合わせはDMまで

告知:ZEN HOUSE入居者募集中

ZEN HOUSEでは、現在入居者を募集しております。
1週間〜数ヶ月のご入居が可能です。健康になりたい起業家、自分を見つめ直したい起業準備者、ぜひZEN HOUSEにお越しください。

毎日のスケジュール:

5:30起床→運動→瞑想→Deep Work(1.5h)→タスク共有→休憩→Shallow work(1.5h)→朝ご飯→朝活解散→ 18:00〜ご飯→22:00就寝

※基本は自由行動です。

ハウスルール一例:

・毎週月曜の夜に壁打ち会に参加
・お酒、煙草、ジャンクフード等の制限(個人で決めていただきます)
・週に3回以上のトレーニング
・7時間半以上の睡眠
※人によって個人差があるので、生活習慣の目標は自分で決めていただきます。

場所:

東京都大森駅から徒歩15分の一軒家

対象者:

・18歳~25歳優先(26歳以上の方は要相談)
・起業家/起業準備中(1年以内に起業すると約束できる方)

ご相談:

こちらの公式LINEからお問い合わせをお願いいたします。


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