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インデックス投資の最適解を一言で

今のところ思う、インデックス投資の最適解についてまとめておきます。
(最終更新:2021年12月31日)

ノーロードかつ信託報酬0.2%以下の米国・先進国・全世界株式いずれかのインデックス投信を、ネット証券で毎月積立

以下、ささやかな補足です。

選ぶべきインデックス投信について

信託報酬などのコストや純資産総額を考慮すると、次の中から選んでおけば間違いないかと思います。どれを選んでも大きな問題はないでしょう。

米国株式は高いリターンが期待され、近年人気も高いですが、投資先を米国に限定せず、先進国全体(日本を除く)に分散させた先進国株式や、より幅広い範囲(日本を含む先進国と新興国)に分散させた全世界株式も人気が集まっています。

こだわりがなければ、無難に幅広く全世界に投資できるeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)をお勧めします。

米国株式
eMAXIS Slim米国株式(S&P 500)

先進国株式
eMAXIS Slim先進国株式インデックス
たわらノーロード先進国株式

全世界株式
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

選ぶべきネット証券について

手数料や利便性を考慮すると、ネット証券の利用は絶対条件かと思います。SBI証券、楽天証券、マネックス証券の中から選んでおけば、どれを選んでも間違いないでしょう。

こだわりがなければ、ポイント付与率や楽天銀行との連携で有利な楽天証券をお勧めします。

ただし、iDeCoの利用を考えているのであれば、各社で取扱商品に違いがあるので、自分が積み立てたい商品を取り扱っているネット証券を選ぶ必要があります。

iDeCoの取扱商品を考慮すると、eMAXIS Slimシリーズ各種を扱っているマネックス証券も無難な選択肢のひとつです。

(参考)上記「選ぶべきインデックス投信」4銘柄のiDeCo取扱状況
SBI証券(セレクトプラン)
eMAXIS Slim米国株式(S&P 500)
eMAXIS Slim先進国株式インデックス
楽天証券
たわらノーロード先進国株式
マネックス証券
eMAXIS Slim米国株式(S&P 500)
eMAXIS Slim先進国株式インデックス
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
※2021年5月31日現在

積立額について

無理のない金額で毎月積み立てましょう。積立額は、給与から生活費を差し引いた残りの額を、半分は貯金に、半分は積立に当てるのが良いかと思います。

運用益非課税のメリットがある、つみたてNISA口座での積立を優先することをお勧めします。余裕があれば、iDeCoの利用も検討すると良いでしょう。iDeCoは掛金の所得控除や運用益非課税など、税制上メリットがありますが、年金制度であるため、原則として60歳まで引き出すことができないというデメリットもあります。

最後に

投資は自己責任で。暴落しても冷静に。将来に対して適切な希望を持つこと。

インデックス投資の際は、この3つをお忘れなきよう。




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