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母が子へ「あなたは絶対に幸せになれない。」超絶ド級の言葉へ。

できちゃった婚。赤ちゃんがお腹にいる娘へ言い放たれた言葉。

「あなたは絶対に幸せになれない。」

ぼくの学生の頃からの友達が母から言われたという、超絶度級のこの言葉。

その子は

「親とは考えとか価値観が違うから…」

っていうけれど...。そうか?そういう問題か?

ずっともやもやしてるから、思ってることをまとめたい。


「あなたは幸せになれない。」という人は、あなたの幸せを願っていない

もうこれに尽きる。

親だろうが友達だろうが誰だろうが、

「あなたは幸せにはなれない。」

なんてことを言うやつは、あなたの幸せを願ってはいない。

そして続けて大事なことがある。

あなたの幸せを願っていない人の言葉に耳を傾けてはいけない

どんなにそれっぽいことを言っていようが、あなたの幸せを願っていない人の言葉に耳を傾けることはない。今すぐ離れたほうがいい。

それが親だろうが友達だろうが誰だろうが。

あなたの幸せを願っていない人から放たれる言葉は、あなたをコントロールしたり傷つけるために放たれる言葉だ。

「あなたは絶対に幸せになれない。」

なんて言葉は、人を傷つけ、縛るだけのほんとにクソみたいな言葉。

クソな言葉トップ5があったらそこにランクインするってぐらいクソ。ほんとにひどい言葉だって思う。

絶対に自分の中に入れちゃいけない。

でもそんなこといったって難しいかも。ましてやそれが親から言われたとあればなおさら。

だから、もう少し深ぼってみたい。お母さんの言葉、それどうなん?おかしくない?ってことについて。

○○○がなければ幸せになれない。○○○があれば幸せになれるって考え。

「あなたは幸せにはなれない。」

この言葉は、

(幸せになるためには○○○が必要なのに、あなたにはそれがない。だから...)
「あなたは絶対幸せになれない。」

って論理でものを言ってるんじゃなかろうか。

○○○の中身は言う人によってまぁ色々ある。家庭、子ども、お金、マイホーム、学歴、権力、人より秀でたもの、私の言う通りにする必要。

などなど...。

これは逆に言えば、○○○があれば、あなたは幸せに"なる"ことができるってこと。

なんか…胡散臭くない??宗教の勧誘みたいじゃない?

「○○○を買ったらきっとあなたは幸せになりますよ!」

壺とか売ってきそう。

そう。

「○○○があれば幸せに、なければ幸せになれない。」は、あなたをコントロールするための言葉

相手をコントロールするための言葉なんよ。色んなものを買わせたりとかさ。壺に限らずほら、営業でも近い物言いすることあるじゃない。自分が思うように相手を動かしたいって時の言葉。

もしくは、それを言ってくる人がマジで、○○○があれば幸せになれると信じているパターン

そのお母さんはどっちだろう?

お腹に子供がいる娘に言うっていうきつさを思うと、どっちもかも。自覚はないかもだけど。そんな気がする。

そしてさらに、これには根本的な間違いがある。

幸せとは、何かを手に入れることで"なる"ものじゃない

残念ながら、幸せには何かを手に入れることで"なる"ことはできない。

幸せを手に入れる。なんて言葉もあるけど、幸せは手に入れるものでもない。手に入れられるとすれば、それは偽りの幸せだけ。

お母さんの言葉は、この点で根本的に間違ってる。

多分そのお母さんは、幸せには"なる"ものだって思ってる。幸せには"なる"ものって呪縛にかかっているんじゃなかろうか。

○○○を手に入れて私は幸せになった。
○○○があるから今私は幸せ。
○○○がないと幸せじゃない。

なんて具合に。

じゃぁ、幸せには"なる"ものじゃなければなんなのか?

それは…

幸せとは、あなたの身体が"感じる"もの

なんよ。

なにかものとかステータスとか立場とか、そういったものを手に入れることで"なる"ものじゃない。

あなたの身体が"感じる"もの。

そのお母さんにもしこれを伝えたって、「何言ってんの?言葉の揚げ足取ってむかつく。」なーんて言われちゃうかもしれないのだけれど、違うんよ。

幸せに"なる"のか幸せを"感じる"のか、これは人生を180度変えてしまいかねないぐらい強烈な違いなんよ。

少なくともぼくはそう思ってる。

もし幸せを感じるための条件があるとすれば、それは、それを感じる身体があること。つまり生きてるってこと。

そして、自分の身体の感覚をちゃんと感じていること。

それだけ。

そして、そのお母さんの言葉へさらにだめ押しすると、

「あなたは幸せにはなれない。」なんていう人は、十中八九幸せじゃない

「あなたは絶対に幸せになれない。」なんていう人は幸せか?幸せを感じられている人がそんな事言うか?

十中八九言わん。100%と言ってもいいと思う。

もし幸せそうに見えるのであれば、幸せそうなだけ。

「あなたは絶対に幸せにはなれない。」

そう言い放ったそのお母さんは、おそらく、幸せを感じられていない。もしくは、幸せが分からない。

そんな人が他人の幸せに口出ししたところで、なんの説得力があるん?

幸せを感じられるようになって、呪いを周りに振りまかないようになれたらいいのにと、心から願う。

そして絶対に幸せになれないと言われたあなたへ。あなたは絶対に幸せを感じることができる。だって今、生きているんだから。

終わりに

このマガジンは、こどもたちが、ぼくたち大人が、ありのままにのびのびと生きるためにどうしたらいいのかを考えたマガジンです。

子育て中の人に限らず、多くの人の役に立つものになったらと願っています。

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