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Before I die, I want to...を100人にインタビューしたときの話。

今から6年前ぐらい。ぼくが27とかのとき。

Before I die, I want to… (死ぬまでに...たい。)

死ぬまでに何したい?死ぬまでにどうありたい?ってのを、100人ちょっとの人にインタビューした。紙に書いてもらって、写真を撮らせてもらってた。

それはそれはいろんな人に聞いたんよ。

初めて一人で入ったバーで。”HAPPY with 大切な人たち”。ここがそうなんじゃないかってぐらい最高なところだった。

もちろん友達とか職場の人にも聞いたんだけど。

だけどなんかそれだと偏っちゃうし、もっといろんな人に聞きたい!きっとそっちの方が絶対おもしろい!!

だから、

居酒屋でたまたま隣のテーブルに座ってた人とかさ。ラジオ体操してるおっちゃん。正月実家までヒッチハイクで帰って、その時乗せてくれた人。友達の結婚式で会った人。エコヴィレッジに滞在した時に出会った人。バーのマスターとか。新宿駅前で手品してた人とかキャッチの人とかにも聞いた。

旅先で朝散歩した時に会ったラジオ体操終わった後のおじいちゃん。

びっくりすることに、案外みんな答えてくれる。そりゃぁ、

(この人なら答えてくれるかも…)

ってのがあって尋ねるんだけどさ。

さっきまで知らなかった人と、普段友だちともなかなか話しをしない死ぬまでになにしたい?どうありたい?なんて話しができてる。

だってさ。もし聞こうと思って話しかけなかったら、今日この時ぼくはここにもいないし、この人と出会ってもない。もし出会っていたとしても何にもお話することなく、互いに認知することなくすれ違っただけだったと思う。

それが今、こうやって笑顔でお話できてる。

それってすごいことだなぁってしみじみと感じたりしてた。ほんとドキドキして、ほんと楽しかったなぁ。

これはヒッチハイクの時。同じくヒッチハイクしていた彼と。

あの時の自分では、Before I die, I want to…って質問から、じっくりその人の話を聞き出すってのは難しかった。たぶんあの頃は、人に質問しながらも、ずっと自分の中で答えを探していたから。

でも今なら。あの頃よりはもう少し、その人の深いところまでゆっくりその人と潜っていくような時間を過ごせる気がする。

またやってみようかな。



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