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『ミスティック・リバー』 キャストたちの存在感がハンパない。映画は社会の鏡。アメリカがこれほど病んでいるとは。

割引あり

評価 ☆☆





あらすじ
ボストンのある街で、11歳になる3人の男の子、ジミー、ショーン、デイヴ。彼らは近所に住む幼馴染たちでいつも一緒に遊んでいた。ある日、住宅街の道路で、まだやわらかいアスファルトに名前を刻んで遊んでいる時、ある男性に怒られて、デイヴだけが車で連れ去られた。



大島渚監督は「映画をみれば、その国の置かれている状況がわかる」という名言を残した。この言葉は的を射ていると思う。さすが大島監督と言うべきか。混沌とした社会の中で作り上げられるのは混沌とした映画なのだ。


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