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『クラッシュ』 アカデミー賞を授与した協会は本当に人種差別をしていないのか?

割引あり

評価 ☆☆



あらすじ
クリスマスシーズンのロサンゼルス。ファハドと娘のドリが銃を購入していた。ところが、店主はファハドをアラブ系だと勘違いして差別的に扱い、ファハドを怒らせた。



今年のアカデミー賞は『それでも夜は明ける』が多くの賞に輝いた。黒人の監督による人種差別を前面に出した作品。司会のエレン・デジェネレスはオープニングで面白いことを言っていた。「今夜は2つの展開が予想されます。1、『それでも夜は明ける』が作品賞を受賞する。2、皆さん全員が人種差別主義者」。どっちに転んでも『それでも夜は明ける』が受賞しないと人種差別問題になる、という意味。アカデミー協会が人種差別を肯定していないことをアピールしているのかもしれない。


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