『ウンタマギルー』　沖縄民話に登場する架空の義賊。寓話的で土着的な匂いのする。

評価　☆☆

あらすじ
沖縄返還前の炎天下。サトウキビ精製所で働く若者ギルーは、お昼休みに木陰にいるギジムナーに声をかけ、黒糖のかけらをお裾分けするのが日課だった日。精製所の片隅にはマレーがいて、気怠そうに水タバコを吹かしていた。

日本には、もっと注目されていい監督たちが数多くいる。その中でも高嶺剛という監督の名前を忘れないでほしい。高嶺剛は、たかみねごう、です。高城剛ではありません。だから元奥さんが沢尻エリカではない。沖縄を題材にした映画を撮影している監督である。