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予備校じゃなくて塾で浪人2020@自宅浪人の亜種

お世話になります。ドリームラーナーズの石原です。鳥取県倉吉市で進路指導と学習法指導の塾を運営しています。学習指導は中学生・高校生・大人、英語の指導は小学生から対応しています。LINEなどを活用して、遠隔地でも進路指導・学習指導に対応しています。

本日は、「塾=夕方から指導・授業があるところ」を活用して浪人をする場合を検討していきます。

塾を利用して浪人する場合のメリット・デメリット

このやり方をとる場合、

⓪起床後、自習を開始する
①塾が開校すると同時に、自習室に行き自習開始
②定期的に、現役生と同じように指導を受ける
 (集団授業・個別指導など、塾に応じる)
③閉館時間まで残って自習
④帰宅後、自習する

など、基本は塾の自習室にこもりひたすら自習、時々塾の先生とやり取りする、というスタイルになります。ということで、とても重要なので二度強調する予定で書くのですが、

自習室が何時から使えるか?

とりあえず、まず塾に質問するべき内容はこれです。

予備校(毎日朝から通える、人が集まる)ではなく塾で浪人する大きなメリットは以下の2つです。

授業(出席必須のもの)がほぼない
昼から勉強する人は少ない(浪人生はあまりいない)のでうるさくない
(塾だけど浪人生昼間からたくさんきてるで!というところは例外で、実際にあるのですがそのようなところは想定していません!)

すなわち、面倒くさいこと(授業)をほとんどシャットアウトしひたすら自習に篭る修行僧のような生活をしたい人のためのやり方なのです。

ですから、「何時篭れるのか?」がとっても重要なのです。

「人がいない、少ない」「(特に科目学習の点で)ほとんど干渉されない」ことをメリットに感じて、かつ、ある程度自力で学習を淡々と進められる人でなければお勧めできません。

干渉されないデメリットとして、授業とかが一切ないので、「とりあえず勉強」が通用しない、つまり自分で勉強した分でなければ勉強時間にならないことはしんどいかもしれません。それに耐えられずに、逆に全く勉強できず遊んでしまうような人だと厳しいでしょう。

ま、伸びるかどうかわからないでしんどくても、勉強するしか解決(第一志望合格)につながらないのが当然だと思うので、しんどい時に勉強ができないメンタルの人は予備校で周りに人がいる状態で勉強するのが良いと思いますよ。

で、自習室が何時から使えるか。繰り返しますがこれが重要です。塾の規模にもよりますがある程度の規模がある教室で、浪人生のコースが用意されていない場合だと、事務作業や教材研究でお昼から建物は開けていることが多く、一方で個人塾の多くは夕方から開ける、と言うのが標準だと思いますので、行こうと思っている塾にまずは聞いてみてください。

一人だとサボってしまう、と言う人は無理
一人だと勉強しすぎてしまうぐらいがちょうどいい

また、いくら勉強が詰め込められても、4月から1月までは300日ぐらいあります。詰め込みすぎて勉強しすぎるのも体に毒です。適度にスタッフの方や友人と話をして息抜きをしてください。運動をしたり、塾が開くまでに終えられる早朝のアルバイトをするのも良いでしょう。

この意味で、少しでも、週2回程度でも、夕方から授業や個別指導を入れておく方が良いでしょう。

外に出なくても引きこもって延々と勉強してしまう、体調崩すほどやってしまう、やることがどんどん見つかってやりすぎてしまう、ぐらいの人がこのやり方に向いているでしょう。

また、学習のペース配分や学習計画などを指示してくれる人がいれば尚良いでしょう。ドリームラーナーズでも毎月の学習相談(面談)のみの活用も対応しています。

なるべく個別指導を週単位で定期的に受ける

また、自習室だけ使える環境なら別に問題ないのですが、何かしら塾のコンテンツを活用しなければ利用できない場合がほとんどだと思います。学習相談・学習管理のみの塾も最近はありますが、そう言った物でない場合には、なるべく「個別指導」を選んだ方が良いでしょう。

ただ、「個別指導」と言っても「オリジナルテキストで懇切丁寧な2対1までの指導!」という全然個別ではない例のアレとか、本当の意味で1対1の「個人指導」ではなく、「質問応答が中心」のものです。つまり、決められた時間で、学習の仕方、参考書や問題集の進め方について細かく質問できるもの、を選んだ方が良いでしょう。

理由は簡単です。一人だけで学習することは、やることが決まっていて迷いがない場合には簡単ですが、どうしても、自分一人で進められている満足感から、変な自信がついてきます。自信それ自体は問題ないのですが、経験上模試を面倒くさがって受けなくなるなど、まずい方向に振れる場合も少なくありません。

また、よしんば模試を受けたとしても、返ってきた模試の結果をどのように読むのか考えたり、模試を受けている最中に感じた課題は何か整理したり、結果を踏まえて何かしら復習が必要ではないか検討したり、など、自分では見切れてない部分も多少は出てくるでしょう。

そうした部分も含めて、丁寧に復習するため、学習計画を臨機応変に変えていく必要が出てきます。ですから、単に集団授業を受けるのではなく、個人の事情に合わせた質問・相談が定期的にできる個別指導が良いのです。

ドリームラーナーズでは週単位での学習記録の総括、振り返りを行うことで細かく学習の方向性を見直すことができます。完全リモート対応もできますし、LINEでの随時質問応対にも対応していますので、他塾に通う生徒も兼塾しやすいスタイルです。

本日は以上です。

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石原 太一/Taichi Ishihara
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