Stable Diffusionのツンデレ問題に対する、チャット GPT の処方箋
自分はStable Diffusionを使って描画しているが、やっていて不思議に思うのは、既に描画AIを使っている人なら恐らく(というか盛大に)ご経験済みのように、 プロンプト通りには言うことを聞いてくれないということである。
それは 例えば、「 金属的な質感の肌」という風に明確に唱えているのに、唯一 まさにその肌が超フツー、というような例。ところが別の場面では同様の精度や語順で呪文を唱えるだけで気まぐれにメタル調お肌を出してくれる・・。
これはツンデレ 性格に近いのではないかと思った私は、いそいそとChatGPTに、描画AIのふるまいはちょっとツンデレだと思うんだけど、 ツンデレの人に対応するのと同様の戦略がStable Diffusionの描画結果を良くする上でも通用するのではないか、もしそうだとするとそれはどんな戦略なのかと、至極まぢめに聞いてみた。ChatGPTが示唆してくれたのが以下の通りでありまして、なるほど、と納得致しました。
3番目のポイントが少しわかりづらかったので掘り下げを求めた処が以下。
因みに上記の示唆をより具体的に操作者のアクションという点に落としてみると、「プロンプトの内容や語順が生成結果に対しどのような影響を及ぼしたかについて、時に生成結果において予想外の状況が現れたとしても、いやそれだからこそ注意深く観察し、ヤケになったり踊らされたりせずに落ち着いて改善仮説をたてあきらめずに試行を行う」っていうところですね。
いずれにせよ、これをもって理解したのは、ChatGPTは物事の抽象 レイヤーを捉えるのが比較的上手いということで、これからもいろんなことに相談にのってもらおうと思っている。抽象レイヤーとアートの親和性は高い。故にChatGPTにツールとしての可能性を感じているという訳である。
ところで、実生活において私のまわりにはただの一人もツンデレの人はいない。なぜならそういう人が現れた途端、間髪いれず逃げるから。
(それが好きな人はともかくとして)ツンデレという、人の感情を敢えて波立たせがちな人々とつきあってる程こっちはヒマでないという理由によるけれど、AIがツンデレなのはまあ、許してもいい。
ツンデレ風に見えるのはともかくも、彼らにはウェットな「感情」がない故、こっちもクールでいられますからね!
ではまた。