コンテンツとシチュエーション
素晴らしいコンテンツはそれ単体では名作になりえない。
そのコンテンツを見て、評価する人がいて初めてそこに価値が生まれる。
そしてその価値を最大化させるのがシチュエーションだと思うのです。
例えば、シン・ゴジラ。
庵野監督はエヴァ含め、自らの作品のプロモーションにもこだわりを見せており、シン・ゴジラは公開までほとんどの情報を露出しなかった、と。
「得体のしれないもの」という作品の雰囲気を世の中に作り上げることで、そもそもゴジラが本来持っている未知の恐怖感を演出したのかなーなんて感じております。
そんな世情の中、劇場に訪れた元来のゴジラファン、エヴァファン、映画ファン。彼らを熱狂させるには十分のクオリティの作品が銀幕に広がったのはもはや数年前。
そう、つまり「シチュエーション」は「作品自体」の価値をより確固たるものにするのではないか、と。
1999年、蝦夷の地に舞い降りた九州のバンド、Number Girl。そのライブ映像はyoutubeを通して、あらゆる老若含めたミュージシャンに影響を与え、
2002年の解散、そして17年の時を超えた今年再結成が決まり、RSRの出演発表。こういう世情・シチュエーションを作り上げることも、その作品・体験の価値を高める。そういう意味では今年のRSRの中止は改めて残念である。
そしてコレ。
本田翼のyoutubeアカウント「ほんだのばいく」ですが、アカウントを立ち上げる時点で(主にはちま方面での)相当な盛りあがりを見せてたと思いますが、そんな状況のなかクソ久しぶりに投稿されたこの動画。
萌え袖、寝癖風セット、寝起き風の声、そしてバッチリメイクである。
すでにゲーマーの間では高い好感度を博している本田翼というキラーコンテンツを最大化するクリエイティブがコレ以外にあるだろうか。否、ない。
これをプロデュースしてる人にぜひ言いたい、「ありがとう」と。
そういう話だろうが。
東京を中心に活動するZEKUUと言うバンドです。今後増えていくであろう、”複業ミュージシャン”のポジションを30才を超えて狙うべく色々試行錯誤をしております。https://zekuu.tokyo