角 祥平 Sumi Shohei
教育行財政を研究しています。
講演会や発表などの活動報告
教育関係の記事をまとめています。
読んだ書籍について、独自の視点でまとめています。
鹿児島県・鹿屋市在住の角と申します。 【元高校教師 ✖ 税理士 ✖ 研究者】の経験や視点を活かして、産・学・官連携を軸に、全ての人が「豊かな100年人生を送れる社会」の実現を目指しています。 Noteは自分自身の思考整理やポートフォリオの材料保管、情報発信や文書作成の練習のために使用しています。 自己紹介 学 歴 ● 九州産業大学・経営学部 卒業 ・学士号:経営学 ● 鹿児島大学大学院・人文社会科学研究科(修士課程)修了 ・修士号:経済学 ・修士論文:「公益法人
ゼミや学会などでの発表において、いの一番に指摘される事項の一つが「用語の定義」である。 法人税法では、法人の所得に対する課税の根拠ついて、「法人擬制説」および「法人実在説」という用語がしばしば用いられて説明されている。 この件の対する品川芳宣氏(筑波大学名誉教授)の指摘は、用語の使用に関する戒めとして留意しておきたい。 「法人擬制説」および「法人実在説」は、本来、法学における法人の権利義務の主体が何であるかを論じたものであり、法人に対する課税に直接的な関係を持つものではな
2024.11.2 鹿児島大学において 「日本商業教育学会九州部会南九州支部研究会」が開催され 「教育費の公私負担構造とその影響ー高等学校等就学支援金に関する地域の特性を考慮した検証ー」と題して、発表しました。 まだまだ未熟で、研究成果というよりは、基礎的研究の経過しか報告することができませんでしたが、打席に立ち続けることの大切さを実感しました。 今後も継続して発表・執筆をしていこうと思います。
2024.9.25 鹿児島トヨタ本社社屋において 「第2回かごしまモビリティミーティング」が開催され 「自治体のモビリティ(公用車等)の再検討」と題して 鹿児島大学の澤田先生とともに講演を行いました。 沖永良部島・和泊町における公用車稼働状況データの分析結果を基に 公用車の在り方や考え方について述べさせていただきました。
双子の長男長女の卒園の際、保護者代表の謝辞を述べさせていただきました。初めての経験でしたが、事前の準備に意外と時間がかかりました。 文章作成の際は、長すぎず短すぎず、また、多方面への配慮をしなくてはいけません。 そして、文章完成後は印刷して複数の紙を貼り付けるのですが、これがけっこう手間がかかりました。 元教師ということもあり、本番はあまり緊張しませんでしたが、事前に3回ほど練習を行いました。 以下はその原文です(個人や団体の名称は伏せてあります)。 時間は15分程度で
税理士試験まで1ヶ月と少しになりました。 年1回の1発勝負の試験な上に、10%しか合格しない相対試験です。 努力をすればするほど、本番に「緊張」してしまうことは避けられません。 特に私の場合は、2年間休職して無給状態で消費税法の試験に挑んだため、まさに背水の陣でした。 2年間の貯蓄取崩し額+2年間得られたはずの給与(機会損失)=△約2千万円 そして、妻や両親からの協力や、犠牲にした子ども達との時間を考えると、まさに「負けられない戦い」でした。 「絶対に合格しないといけない
国をあげて教員の働き方改革が進められています。 私も若い頃はがむしゃらに働いていました。 特に初任校の2年目から5年目の4年間は部活動に燃えてた、燃えさせられていた(?)こともあり、激務でした。 ただ、「若い頃は苦労は買ってでもしろ」という雰囲気があったので、勤務時間などは意識もせず、有休もほとんど使わずに仕事をしていました。 その当時の、県教委からの指示で作成していた「出退記録」がPCに保存してありました。初任校5年目、30歳の時の記録です。 ちなみに校務分掌は、3年
あまりにも子どもが悲惨すぎて胸が締め付けられました。 「教育」は万能ではなく、功と罪の両面が内在されていることは歴史的な事実です。 このことを社会が認識する必要があるのではないでしょうか。 無知な熱血家は時に人を傷つけることがあります。 教育機関にいた以前の未熟な私も、このような虐待の片棒を担いでいたかもしれません。 そのように考えると、現代の日本の「教育問題」とされるものは、教育をやることによる「罪」が現れているという見方もできます。 親も教師も行政も、教育熱心になればな
はじめに税理士試験に向けて、なんといっても時間管理が大切です。 ここでは、R5消費税法に合格した際のタイムスケジュールを掲載します。 筆者の場合は子どもが3人いるため、家事、育児の参加がマストです。 それでもだいぶ妻には無理言って協力してもらいました。 特に朝の子ども達を保育園に送る時間と、夜の寝かしつける時間については その後の勉強時間に直結するので、重要視しました。 また、「理論暗記」は「歩きなが読み上げる方法」で行いました。 記憶にも定着しますし、健康的にも精神的もい
それは「最後まで諦めないこと」です。 R5消費税法に合格したときの、模擬試験の結果をまとめました。 上記のとおり、ほとんど60点を超えることはなかったですが 「絶対合格できる」と信じて最後まで努力を続けました。 TACの27点はさすがに落ち込みましたが・・・ その後の本試験の結果は以下のとおりです。 自己採点は大原しかしませんでした。 TACやネットスクールの解答速報も見ましたが 理論の書き方がそもそも違うので、採点しにくかったです。 このような点数の僕ですが、合格す
税理士試験の結果が届き、消費税法に合格しました。 昨年不合格だったので、リベンジを果たせて良かったです。 コロナ騒動がはじまった2020年(R2) 勤務していた高校が自宅学習が多くなり、時間に余裕ができたため 簿記論の受験を決意してから4年。 ようやくここまで辿りつきました。 2020年(R2)◯ 簿記論 2021年(R3)◯ 財務諸表論 2022年(R4)✖️ 消費税法(45点) 2023年(R5)◯ 消費税法 現在は休職して大学院2年生なので、修理論文の審査が通れば
西野 亮廣(著) おすすめ度 ★★★★★(星5つ中 西野さんの実体験に基づく内容であるため、ありきたりな成功法を語る書籍よりもかははるかに現実感がありました。 似たような境遇にある人はもちろんのこと、その他の人にとっても学びや気づき、勇気を与えてくれる一冊だと思います。 次のような人には特におすすめです。 ・目標があるがなかなかうまくいかない人 ・常識のバイアスに負けそうな人 ・失敗する不安で一歩が踏み出せない人 ・人生がつまらないと思っている人 僕も「元教師×税理士
先日、大学院にいるトルコ人と話をしました。 トルコでは毎週日曜日に親族揃って朝9時から外食する習慣があるみたいです。 しかも昼食も兼ねて14時頃までダラダラ過ごすとのことでした。 「なんて豊かな時間なんだ」と思いました。 日本においては、経済的な衰退と比例して、私たち日本人の心は本当に貧しくなったとよく思います。 各自が経済合理性を追求して行動するあまり、経済的に衰退している気がします。ある種のジレンマと言えるのではないでしょうか。 「コスパ」という言葉が私自信を含めて当た