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暑いの、熱いの、そして極楽
浜名湖では日本歴代最高気温タイ、41.1℃という記録をたたき出した。ついに日本の気候は、夏、地獄、夏、冬と回っていくんじゃないかと危惧するほどの猛暑が続いている。
そんな猛暑でも温泉は別腹
そして蔵王温泉は熱い。。。
蔵王温泉の歴史は古く、蔵王山の山形側の中腹に位置し、国民保養温泉地として今に続いています。強酸性の硫黄泉は皮膚病に特に効果があるとされ、美肌の湯としても名高い。
脱衣かごに汗でへばりついた衣服を放り込む。
引き戸を開けると、湯気の立ち込めたそこは、狭いけど心地よいお風呂。
お湯で滑らないように木の床には切れ込みが施されている。
壁板の意匠のように、目立たぬ手すりがうまく施されていて、木のぬくもりを感じるとてもいいデザイン。
洗い場は引き戸をへだて、さらに隣の部屋に分かれていて、そちらで洗うようになっている。
石鹸が浴槽に入らない配慮です。
浴槽の床はスノコになっていて、スノコの底からお湯がこんこんと湧き出ている。
スノコにはびっしりと温泉の成分が張り付いて、その下には湯の花が!
洗面器にお湯を汲んで、足からゆっくりとお湯を掛けます。
熱。。。源泉は48℃です。
徐々にお湯を掛けていくと、段々と暑さに慣れてきて、ゆっくりとお湯に入ります。ここは生まれたてのお湯がそのまま足元から湧いてきて、本当の源泉風呂!
熱さに耐えながらじっと浸かっていると、その熱さが段々心地よくなってきます。もともと熱いお湯は苦手ですが、この熱さがいいと感じる。
ほのかな硫黄の香りと、口に含むと少しの酸っぱさも感じる。
とろりとなめらかさもあって、これを極楽と言わず何と言うのでしょう。
湯上りは、さぞや汗が噴き出すだろうなと思ったら、タオルで拭いた後は、さっぱりと心地よい。
夏の日の熱い温泉、けっこうはまりますよ。
川原湯共同浴場とは、ほぼ泉質は同じようでした。
温泉:★★★★★
入浴時間:9:00~20:30(10月~4月20:00まで)
料金:¥500
*画像は旅館のHPよりお借りしました。