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元相続税調査官の税理士・司法書士の石井聡です。

・このブログを書こうと思ったきっかけ 


 こんにちは。元国税税理士・司法書士の石井聡です。こちらのブログは、相続税調査を行っていた調査官の本音を語っていきます
 このブログを書きたいと思ったのは、資産税では特に事実認定の考え方や課税庁との折衝が結果に左右することが多いのに、資産税制度や法律そのものを解説したブログ記事が多く、実際の運用や本質を見据えた解説がされているブログがほとんど存在しない思ったことがきっかけです。
本音ベースでブログをやっていきたいと思います。

 このブログが相続税で悩む皆様の役立つと嬉しいです。但し、この記事内容はあくまで元調査官の個人的見解ですので、最終的にはご自身の判断と責任で相続税申告等をお願いします。

・石井聡はどういう人か?

 私は、2008年に国税局に入局、2020年に国税を30代で退職し、税理士登録しました。上席調査官になる前の調査官クラスにで退職しましたが、課税実務は入社から退職まで一貫して従事していました。

・国税退職のきっかけ

 退職のきっかけは、相続税の基礎控除改正による相続税課税の拡大です。
 相続税基礎控除改正による課税拡大された頃、税務署の資産課税部門の内部事務(申告書受け、相談等担当)を担当。相続税案件が3倍以上となり、申告書を受ける側より作成する側に回った方がチャンスがあると思い退職を決意しました。

 退職してから相続業界はまだまだビジネスチャンスが拡大し需要は拡大していると感じます。

・退職後税理士として何をしているか?

・相続税専門事務所の開業

 退職後すぐに税理士登録を行い、神奈川県川崎市で相続税専門の税理士事務所を開業(新百合ヶ丘相続税理士事務所を開業)。おかげ様で地域NO1の事務所になったと自負していますし、これからは地域外の皆様にもお役に立てるよう頑張ります。
 また、令和7年司法書士登録を行い、相続の総合事務所として業務範囲の拡大をしました。

・相続専門税理士法人の外部顧問

税理士事務所運営だけでは自分の知識経歴を生かせないため、相続専門「税理士法人ともに」さんで若手職員の育成や申告書チェック等の税理士事務所の資産税業務のサポート等も行い外部顧問税理士等として活動しています。
 自分のお客様以外にも日々多くの相続事案にあたることができ、代表税理士の入江税理士との出会いは奇跡的だったと感じています。

・AI相続にて税務調査立会請負人

相続税申告のAI化時代を見据え、相続税ソフト「AI相続」(利用者数1万人以上)を手掛けるみなと相続さんで相続税の税務調査立会を専門でやっています。
 国税局にいた頃、税理士非関与事案の失敗例を多く見てきたことから、事後的に自己申告の税務調査のサポートをさせていただいています。

・東京地方税理士会税法研究所にて税理士からの資産税相談員

東京地方税理士会の税法研究所において神奈川県・東京都の税理士より資産税の相談を受ける業務を行っています。同研究所において山田俊一教授のもと、会社法の種類株式と株価評価の関係も研究をしていました。

・令和6年度司法書士試験合格・令和7年登録

税法研究所の会社法研究がきっかけで法律の勉強が楽しくなり、司法書士試験勉強を開始。司法書士試験に1年間の勉強で1回で合格することができ、ダブルライセンスとして司法書士資格を取得しました。新人研修受講中なので、同期の方はお声かけください!

・詳しい経歴

  国税税務署では相続税の調査が主でしたが、内部担当も2年程度経験し、管轄署の相続税の事案の全件管理を行い、統括国税調査官等を補佐する役割をしていたことから調査担当だけやったことある調査官よりも、資産税の課税実務の経験量が多いです。

また、国税局査察部に在籍していたときは、相続税の査察調査も経験したことがあり、実施部門と呼ばれる部署(ナサケの女の隣の部署)で令状に基づき捜索差押え等の強制調査を行い、その後証拠の整理や参考人の質問応答記録書を作成し証拠収集し、最終的には検察庁に告発する部署にいました。そのため、裁判に耐えうる事実認定と証拠の評価に関する審理面が得意です。いわゆる法律のあてはめの部分が得意です。

・有料相談(一般のお客様も可)や相続税申告チェック(税理士のみ)にも応じます

もし、このブログ記事をお読みになって石井聡に相談等したいことがございましたら、有料ですが相談サービスを行っておりますので、よろしければご相談ください。






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