NISAで何買うか迷ってる人への提案①GPIFを真似する
NISAで何買うか。という命題。
答えは一つではないですが、たまに聞かれたときには、『GPIFと同じ割合で投資信託買ったら?』って話をしたいと思います。
ただの素人の戯言ですが、誰かの何かの参考になったら涙ちょちょぎれです。
◯ GPIFってなんだそれ
簡単に言えば、僕たちの年金を運用してくれてる機関です。とても頭の良い投資に精通した人たちが、一生懸命運用してくれてます。(多分)
◯ 運用利回りなど
目標の運用利回りは、賃金上昇率+1.7%だそうです。年金は物価が上がれば、必要な額も上がっていきますんで、それに対応し、尚且つ利回り1.7%を目指してるイメージですかね。
実際の今までの(2008年〜)運用利回りは、リーマンショックの時期を含めて、年利3.99%だそうです(上記HPより)。
これを高いと感じるか低いと感じるかは人それぞれかもしれません。
預金に預けるよりは遥かに高いけど、例えばオルカン全力投資と比べるとちょっと見劣りするかなという感じでしょうか。
ポートフォリオは何年か毎に変わっていますが、現在は
・国内債券
・外国債券
・国内株式
・外国株式
を全て25%ずつ持っています。
GPIF投資法のメリット
◯ 投資の安心感
初めて投資する方には是非、この投資方法を真似することをオススメしたいのですが、メリットをざーっくり一言で言えば、安心感があるってことです。まるで聖母マリアです。
投資の基本は分散投資ですよね。投資を勉強しようとしだすと、耳にタコができるくらい聞きます。そうです。分散は大事ですよね。
それはみんなしってます。理解してます。問題は次だと思うのです。
じゃあ分散するとして、何をどのくらいの割合で買ったらいいのか?と言う問いです。
これには無数の正解があります。 宇宙の星の数だけあります。
前提として、投資は長期間かけてやるものです。ブレるのはよくありません。
ブレないための先生、それがGPIFです。生まれたばかりのひよこが親鳥を追い続けるように、ひたすらGPIFお母さんの後ろをついていけばいい。お母さんがポートフォリオを変えたら、自分も同じように変えれば良い。
暴落したときも、GPIFは運用損益を公開してくれます。暴落時に怖いのがメンタルブレイクからくる狼狽売りですが、自分と同じポートフォリオで、同じように損をしても、飄々とするお母さんがいることは、結構メンタル安定に繋がると思います。
派手な利回りは出ないでしょう。それでも冷静に考えたらこの安心感半端なくないですかねぇ。
少なくとも、来年いるかもわからない投資系インフルエンサーに感化されて再現性のないグロース株買って痛い目見るより、絶対いいと思います(経験者は語る)。