社畜会計日記
NISAで何買うか。という命題。 答えは一つではないですが、たまに聞かれたときには、『GPIFと同じ割合で投資信託買ったら?』って話をしたいと思います。 ただの素人の戯言ですが、誰かの何かの参考になったら涙ちょちょぎれです。 ◯ GPIFってなんだそれ 簡単に言えば、僕たちの年金を運用してくれてる機関です。とても頭の良い投資に精通した人たちが、一生懸命運用してくれてます。(多分) ◯ 運用利回りなど 目標の運用利回りは、賃金上昇率+1.7%だそうです。年金は物
※ 会計士受験生のたわごとです。まちがっていることがあります。 ぼく「株主総会の招集通知、覚えられないよう。」 せんせい「しょうがないねえ。」 せんせい「まず基本は、株主総会の2週間前までに通知だね。」 ぼく「ほうほう。例えば5月31日が株主総会だったら、5月17日に株主に届くように発送すると。」 せんせい「通知方法が書面だったら、そうだね。株主に十分な考慮期間を与えるためだね。」 ぼく「株主は、その会社のことを常に考えてる人ばかりじゃないし、総会の前日とかに来た
ぼく「来年から法定調書合計表は電子申告したほうがいいですね。」 しゃちょ「お、おう。……法定調書合計表ってなんだっけ。」 ぼく「1年間に払った給与とか退職金とか賃料とか報酬とかを合計して報告する書類です。」 しゃちょ「ああ。そんなのあったような気がする。(すっとぼけ)」 ぼく「まぁピンときませんよね。会計事務所に丸投げパターンがほとんどですから。」 しゃちょ「ははは…。んで、なんで電子申告しないといけないの?」 ぼく「電子申告で源泉徴収票を提出していないと、マイナ
しゃちょ「最近、社宅とか社食の福利厚生が流行ってるらしいね。」 ぼく「そうですね。家賃とか食費とかを、会社が一部負担することで実質的な手取りを増やしてあげるって感じですね。」 しゃちょ「普通に賃上げするのと何が違うの?」 ぼく「例えば、2万円昇給するとしたら、手取り額は、1.5万円とかになっちゃうわけです。」 しゃちょ「社会保険とか、所得税とか引かれるもんね。」 ぼく「その代わりに、社員の住んでる賃貸を会社が代わりに払ってあげるんですね。」 しゃちょ「ほう。」
しゃちょ「インボイスに帳簿保存法。一時はどうなることかと思ったけれど、なんとか対応も落ち着いてきたような気がするね。」 ぼく「お疲れ様でした。」 しゃちょ「もうしばらくは平穏に過ごせるかな。」 ぼく「いや。6月から定額減税が始まります。」 しゃちょ「えっ、なんか関係あるんだっけ」 ぼく「ありますよ。」 ぼく「6月分の給料から、所得税が3万円+α、住民税が1万円+α減税されます。」 しゃちょ「なるほどね。給与計算がめんどくさくなるってことね。」 ぼく「ええ。」
色々と問題が指摘されていた公益法人制度。今後見直しが行われる予定です。 なんとかメガネの岸田さんが掲げた「新しい資本主義」の中では、「民間も公的役割を担う社会を実現」することが柱の一つとなっており。 現在の公益法人は、イメージ的には民間と、公の機関の丁度半々位の立ち位置です。 まーなんせ事業に縛りが多くて、自由な活動が難しかったわけです。 一番わかりやすいのは収支相償。公益目的事業が赤字でないといけないという。これを忠実に守って収支構造を設計していくと、ただただじり貧の
少し昔の話ですが、レジ袋が有料化されました。 https://www.meti.go.jp/policy/recycle/plasticbag/document/pamphlet_a4.pdf 時の環境大臣が色々と批判されたりはしましたが。今は一段落でしょうか。 今更ながら僕はこれ大反対です。 税務の観点だけで見ても、これ一つで相当な事務負担を発生させています。 レジ袋といえばスーパー。スーパーで買うのは食料品。 大体が軽減税率適用です。 これとレジ袋の標準税率
のぼたくん「わーん!どどえもんー!所長にいじめられたよー!」 どどえもん「のぼたくん。会計事務所にやっと就職できたと思ったら。」 のぼたくん「なんかだしてー!」 どどえもん「しょうがないなぁ。ほい。」 = どくさいすいっち = のぼたくん「これなーに?」 どどえもん「押したら、いやなものがなんでも消せるんだぞ。」 のぼたくん「え!すごい!」 どどえもん「悪用は厳禁だよ、慎重につか…」 のぼたくん「インボイス制度無くなれ!」 ポチー どどえもん「ちょ、慎重に
インボイス制度。複数税率で、正しい処理をするために導入されたと言われてます。 インボイス制度の前は帳簿保存方式という方法でした。 「帳簿にちゃんと記帳して、それをもとに計算しようね。」という制度。 一方インボイス制度の考え方は「正しい請求書をやり取りして、それをもとに計算しようね。」です。 思うに、帳簿保存法式は「取引の実態」重視です。 例えば、3万円未満は領収書をなくしても許されてましたし、税率は追記して良いことになってました。 ちゃんと取引の実態が確認できて、帳簿をしっ
ぼく「よーし、たこ焼き屋さんやろう。」 ぼく「タコを仕入れるぞ。たこください。」 たこやさん「はい。一杯1,000円で、消費税100円いれて1,100円ね。」 ぼく「えと、消費税って?」 たこやさん「ものを売ったら、本体価格に加えて10%預かって、税務署に納めるんだぞ。」 ぼく「なるほどなー僕もたこ焼きを売ったときにおきゃくさんから預かって税務署に払うんだなー」 ぼく「よし。たこやきできたぞ。」 おきゃくさん「あ、ここのたこ焼き屋安いな。すいません、ひとつくださ
しゃちょ「あ!けいりさん!ちょっと相談が」 けいりさん「なんですか」 しゃちょ「この間取引先と飲みに行ったんだけどさぁ、領収書間違えて洗濯しちゃったんだよね。」 けいりさん「何してんすか」 しゃちょ「金額は9,000円丁度にまけてもらったんだ。前みたいに飲食店の名前と金額メモしとけばいい?」 けいりさん「うーん。」 しゃちょ「え?」 けいりさん「再発行してもらった方がいいんじゃないですかね。」 しゃちょ「ええなんか3万円未満の特例がなんとかとか言ってなかった?
齢32年。中年に差し掛かりつつある社畜のわたしは、そろそろ老後資金をためて見ようかと思いたった。 投資自体は数年前から少しかじっているから抵抗はない。それならば、どうやら新NISAかiDeCoが良さそうだ。 NISAとiDeCoこれについては調べても賛否両論という感じだが、一応は会計事務所職員の端くれ、一通り調べてみた。 私なりの考察をメモとしてまとめてみたのでだれかのなにかの参考になれば幸いである。 まず、iDeCoの優位性だが大きく3つ。①入り口 ②運用中 ③出口で整理
会計事務所職員にとってのインボイス制度の弊害の一つ。 「科目と課税区分が一致しなくて、チェックしにくい」ということ。 消費税の計算をする際には、仕訳毎に消費税の取扱を入力していきますが、 消費税ミスの防止のため、「1科目1課税区分」が有用でした。例えば、 ・水道光熱費 → 10% ・保険料 → 非課税 ・租税公課 → 対象外、非課税 など。 科目別に集計表を出すと、すぐに間違った課税区分がわかります。 例えば水道光熱費に課税区分を入れ忘れて対象外として入力してし
しゃちょ「会計事務所のぼく、おつかれさん。今月の経費の領収書持ってきたからしょりしてくれい。」 ぼく「しゃちょ。お疲れです。…今月はゴルフに、夜のお店に、色々行きましたねえ。個人的支出はだめですよ。」 しゃちょ「心得ております。あ、そういえば気になったんだけど、このゴルフの領収書に書いてるゴルフ税って何?」 ぼく「ゴルフ利用税はゴルフの利用にかかる税金ですね。」 しゃちょ「なるほどね。ゴルフは贅沢だから税金くれってことやね。」 ぼく「おそらくそうですね。」 しゃち
しゃちく「インボイス制度の対応進んでますか社長。」 社長「ああしゃちく君。いや大変よ。なんとかめどはついたかなあ。あとは免税事業者と取引価格をどうするかとか、制度が始まってみないとわからんね。」 しゃちく「いやいやお疲れ様です。みんな初めてのことだし理解もしにくい制度なので、10月以降もバタバタしそうですね。」 社長「こう考えると僕たち事業者は、事務手続きは増えるわ、免税事業者からの仕入れ分の負担が発生したりといいことなんて一つもないね。給与所得で消費するだけのしゃちく
もし社畜が婚活プランナーをするとしたら、 ・外見の条件を下げられないか? ・逆に内面の条件はもっとないか? を考えることをオススメします。 ◯ 外見は償却資産、内面は非償却資産 会計上の資産には償却資産と非償却資産があります。償却資産は時の経過とともに価値が低減していくもので、非償却資産はしないものです。 一軒家を買ったとすると、建物は段々ボロくなっていきますが、土地の価値は減らなくて、場合によっては上がったりもします。 外見はどうせ慣れますし、どうせ腹が出てきてしわ