A-Zセミナーという「明日の税理士会を担う人材の育成制度」を修了しました。


影が気になる

先日の税理士会支部の賀詞交換会にて、A-Zセミナーの修了証を貰ってきました。

9月から11月の土曜日13:00-18:00で全5回のセミナーでした。

初めの1時間で税理士会の会務に関する講義があり、
そのあとは大学の先生などの講義を受けて、
最後の1時間弱で先生の講義を踏まえた課題をグループワークで考えるという、なかなかヘビーなセミナーでした。

1回目憲法、2回目租税法、3回目民法、4回目税理士法、5回目は法令の読み方と回ごとにテーマが変わるのも特徴的でした。

各々その道を極めんとする方々の意見に直接触れる事ができ、研究者の方の視点に触れれたのもいい経験だったと思います。

グループワークも他の支部の税理士の先生と一緒に考えるため、自分以外の税理士の先生がどのように考えるかを知れて刺激にもなりましたね。

本を購入して読めばある程度の知識は身につくのはありながらも、独りよがりな解釈をしてしまう可能性はあるわけで、そのデメリットを解消するという意味でもグループワークという手法は有益ですね。

このセミナーを受けただけで、
圧倒的に使える知識量や直ぐに実践できる考え方が身につくとか、安いビジネス書のようなことを言う気はありません。

気づきと他者の視点というキッカケ、これを活かせるかは今後の自分自身の勉強との向き合い方にかかっているわけです。

知識は商品、勉強は仕入。
腐った野菜を売る八百屋さんがいないように、
仕入を怠らず、鮮度がいい商品を提供できるよう日々頑張っていこうと思えた、そのようなセミナーでした。

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