小学3年生にアイスをぶら下げる
この週末は3年生の試合がありました。
ここ最近、試合が続いてますね。
今回も公式戦ではなく、いわゆる地域のチームとの交流戦の大会です。
ただ、今回は8チーム集まってのカップ戦です。
この形式は初めてです。
つまり、予選リーグ有りの大会とは異なり、1試合目に負けたらもう優勝の可能性は無い、というタイプです。
まぁ、一応、それも分かったうえで、
息子君も絶対に優勝したいと意気込んで参加しておりました。
前回の3年生の大会が2位ということもあり、次こそ優勝!という気運なのでしょう。まぁそれはそうよね。分かる分かる。
親としてもその前回の戦いぶりを見て少し期待しちゃってる節もあります。
もしかしたらこの学年、そこそこ良いんじゃないか、と(笑)。
ただ、それがチーム全体に蔓延したのか、油断が生じたのか、優勝(3勝が必要)に向けてスロースタートになったのか、ただただ皆の調子が悪かっただけなのか、前回が良すぎただけなのか、、、。
結果、
1試合目、1点差で惜敗、
負け同士のフレンドリーマッチとなった2試合目も1点差で惜敗、
最後3試合目はいわゆる”べべ決定戦”です。(最下位決定戦)
もう親たちもコーチ達もがっくりきてます。。。
今日はこんなはずじゃなかったのに、と・・・。
難しいものです。
3年生だからなのか、なんかこう、キリッとしない感じ?
いけるだろうと思っていたからこそ、フワフワしたまま負け続けた感じでした。めずらしく、うちの息子君もミスをコーチに指摘され、戦犯扱いされてました。
そして、その日の3試合目となる“べべ決定戦”の前にです。
コーチが言いました。
「お前ら、この試合、勝ったらアイス奢ったる!がんばれ!!」と。
その瞬間ですよ。
「イェーイ!!!!!!!!!!!!!」
「マジでマジで!?絶対勝つー!!!!」
おいおいおい、“ベベ決定戦”の前にそこまでモチベーションあがるて・・・。
中にはコーチに
「なんのアイスでもええの?じゃあ俺ハーゲンダッツ!」
と言い出す高級志向の子も出現・・・。
あまりに盛り上がっているので、その様子を見ていた別のチームの保護者が、
「ええなぁ~、俺も欲しい・・・。」とか
「すごっ!5000円超えやでww」とか
ある種、好奇の目で見られておりました。
で、結果は引き分け後のPK戦により、勝利!!!
盛り上がる盛り上がる!www
優勝したんかと思うくらい、喜んで抱き合ってました。
君たち、待ちなさいww
ベベ決定戦で引き分けたので実質、最下位であり、PK戦では相手が外しただけですから、ほぼ喜ぶ要素がないんですよ・・・。
という指摘をする余地もなく、子供たちは相当勝ちを喜び合い堪能しておりました。
ある保護者が、
アイスの件、1試合目の前に言うてたら優勝したかもですね、、、と。
本当にそう(笑)
この熱量は優勝の可能性を感じる熱量でした。
実際、実力差はどのチームもそれほどは無く、1点差で負けたり引き分けたりしたので、もしアイスというエンジンなのか着火剤があれば確かに結果は変わっていたかもしれません・・・。
つまり、子供たち(3年生)のモチベーションや集中力をご褒美なしに、コントロールするのは相当難しいということですね。。。
本当ならばそこらへんもキャプテンの仕事の1つなんでしょうけれども、さすがに3年生の我が子にそれを求めるのも無理があり過ぎる・・・。
次回、また2週間後に別の交流戦が組まれております。その次の週も。
そしてその先には3年生の秋の公式戦もあるとのこと・・・。
ある種、楽しみしかないっす!どっちに転ぶのか・・・。
ちなみに、コーチからは保護者にもアイスを奢ってもらいました。
・・・44歳夏。
少し年上のコーチにアイスを奢って貰う、という貴重な体験をしました。
良いチームです(笑)。
今後の応援にもモチベーションが上がりました、とさ。
ご馳走様でした!
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