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4回と131回の差
息子君のサッカー関連を記しているシリーズです。
また久しぶりの投稿になってしまいました。
GW界隈では子供のサッカーの試合もいくつかあったのですが、今回はその少し前のお話しです。
以前、3年生の時にリフティングを20回できるかどうかのテストがあるという話を書きました。
その後、3年生後半からはリフティング50回クリアしたものはスパイクを履いて良いというミッションが課せられている状況です。
で、息子君は毎朝の犬の散歩についてきて練習をした成果もあり、利き足の右足だけでのリフティングは最高記録131回という状況まで上達しました。
これがサッカー少年4年生において凄い数字ではないので色々割愛しますが、それでも、しっかりと努力した結果ですからとてもエライと思います。(パチパチ!)
ただ、コーチの目の前で50回以上を実演しないといけないのですが、それはまだ参加していないようです。僕がスパイクはもう少し体が丈夫になってからと言っているからかもしれません。
とはいえ、チームメイト達がどんどんそのテストをクリアしていってる中、どう思っているのでしょうか。3年生が終了する頃には上手な子たちはそのミッションをクリアしております。
僕の考えとしては、もう今更ではあるので、スパイクを履く権利を得るためのテストは「両足リフティング」でクリアしたら良いんじゃないの?と伝えています。(多くの子達は利き足のみのリフティングでクリアしているようなので)
そうして練習をしているところですが、既に最高記録としては50回をクリアできるようになりました。これはあっという間に到達したので素晴らしいです!(コーチの目の前でできるかはまた別ですけどね)
さてさて、ここまでがうちの息子君のリフティング事情です。
まぁ我がチーム内では“中の上のレベル”といったところでしょうか。
(これである程度のレベル感が分かると思われます。)
そして今回の記事の主役(?)は、息子君とも仲が良いR君のお話です。
ある日の夕方、奥さんからLINEが飛んできました。
「明日の朝の散歩にR君も練習しに来るんやて。」
とのこと。
えぇ?珍しい!!と驚きました。
詳細を聞くと、R君のお母さんが一向に上達しない様子を見かねて、
【リフティング50回できるまでゲーム禁止令】
を発令したようなのです(笑)。なんというかこのお母さんらしいなぁとは思いました。
息子さんへの期待が高いのか、せっかちな性格なのか、、、下記のようなこともありましたし。
で、50回できるまでゲーム禁止とはいえ、今の最高記録は何回なの?と僕が聞きましたところ、奥さんのLINE経由で、息子君情報として
「4回」
とのこと!
よっ、よんかい??
さすがにそれはもう、なんというか、練習を全くしていなかった証拠というか・・・。
ちなみにR君はうちの息子君より先に入団しており、つまり1年からサッカーを続けている子です。。。
・・・確かに、R君、それほどサッカーが好きではないのかな?
自分から積極的にプレイする子ではないのですね。
でも、スイッチが入れば良いドリブルをしたり、良い守備をしたりします。
足は速くて体幹もしっかりしていそうなので、身体能力は高い方だとみています。
つまり、やる気がないのです(笑)。
サッカーをあまり好きじゃないのだと思われます。
まぁそれでも辞めていないわけで、嫌いではないのだろうとも思います。
とすると、なにかのきっかけで自信を持ち、サッカーをもっと好きになってくれたら嬉しいなぁというという気持ちが僕の中で湧いてきて、「よっしゃ僕がリフティング教えたろう!」というモードになりました。
そして迎えて翌朝、R君のリフティングを見てみると、本当に初心者のリフティングのままでした。。。今まで何しとったん?とは思いましたが、それはもう過去の話。
これから上手くなれば良いのだから、と手取り足取り教えてあげました。
おそらく、なにもしていないだけあって伸びしろは凄いと思うのです。コツさえつかめば、体幹はしっかりしているのであっというまに50回くらいクリアできそうな雰囲気です。
とはいえ、朝の散歩の合間に練習するだけですから、15分~25分くらいしか時間はありません。1日だけではそれほど劇的に上手くなりませんでしたが、これを継続できればなぁと思うところです。
それ以降、散歩にはついてきてませんが、毎日ちょっとでも練習してくれれば、いや、”はやくゲームできるようになりたいのなら”、それぐらい頑張れよと思っていました(笑)。
そしてこのGWのある練習日に、僕も時間があったのでグラウンドにおりて”パパコーチ”として練習に参加したときのこと。
全員でそれぞれリフティングをする時間がありましたので、R君の近くに行ってみてみました。
すると、5回は出来ていました。。。。。。
う、うん、うん、まぁちょっとは良くなったよね。その調子、その調子、と思っています。
練習後、家に帰ってきて息子君に「R君はゲームもそんなに好きじゃないのかなぁ?」と聞いてみたところ、
「Rは自分のゲーム機は使ってないけど、放課後、友達の家でゲームしてるで」とのこと(爆)
なるほどなるほどなるほど・・・(笑)。
ゲームできなくて困ってるわけじゃないのだな・・・お母さん、盲点ですよ!!!
いや、本当に思いました。
そもそも彼はサッカーが好きというわけではないのです。
いわゆる、「好きこそものの上手なれ」ということですし、少し意味合いがズレはしますが、「必要は発明の母」ということでもあります。
ゲームをしたいがために、頑張ってリフティングの回数を増やす工夫をする、はずが・・・。
これ、何か新しいことわざになりますかね。。。
『ゲーム機とりあげても、ゲームはできる』
いや、さすがに説明不足か(笑)
今後のR君の成長に期待です!
絶対に僕がリフティング100回できるようにしたるぞ!!w
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このシリーズの最初の投稿はこちら
もしよかったらこのシリーズをマガジン登録してみましたので是非