30代初めての転職活動(コロナ禍)で知った色々なこと
初めての転職活動はかなり苦戦しました。転職活動で役に立った知恵をいくつか紹介します。
■自分自身の概略
・30代前半、年収約800万円
・在籍社数は1社。管理職経験あり。社内表彰多数。
・業界及び職種は前職から変更。
・ライフワークバランスを取るために年収下げるつもりで転職。
・職務経歴書は「直すところがない」とエージェントに言われた。
・求人媒体登録は1年前から実施。
・面談申込は退職後から実施。転職活動期間は1ヶ月
■選考結果(辞退を含む、カジュアル面談除く)
書類選考参加 45社
1次面接実施 24社(53%)
2次面接実施 14社(58%)
3次〜最終面接実施 7社(50%)
内定 6社(85%、書類選考→内定13%)
現年収よりUP→2社
現年収よりDOWN→4社
■利用媒体
doda,ビズリーチ,Green,CareerCover,ミイダス
■大事だと感じたポイント
・職務経歴書を魅力的に書き上げること。
Step1 個人視点で独自の書き方で書く
▶︎ エージェントも混乱する始末。スカウトもほぼない。
Step2 他者に見てもらって修正
▶︎ スカウトがそれなりに来るようになる
Step3 職務経歴書の書籍を購入し具体的記載を増やすアレンジを加える
▶︎ Step2の3倍スカウトが来るようになる
管理職経験もあったため、経営者向けにWordでA4用紙2枚に超シンプルにまとめて職務経歴書を作成していたが、失敗でした。
超具体的な業務例を羅列して、A4用紙3枚分に変更してからは、スカウトがたくさん来るようになった。基本的に書いてあることは同じなのに・・・。
A4用紙2枚の方が、見てもらう資料としての美しさがあったが、見ず知らずの人に読んでもらって興味を持ってもらう、まずは一次面談に参加させてもらうテーブルに乗るという視点では、多少読みづらくても具体例をたくさん挙げた方が良いと感じました。
もちろん、手書きなんて時間の無駄なので、全部PCで作成しました。たまに「手書きの方が熱意が伝わる」と書いてる本があります。確かにそうかもしれないですが、それが内定の条件になる会社に勤めたいんだっけ?と考えてから、全てPCにしました。
手書きの書面を作ることが多い仕事なら、内定率が上がるのかもしれません。
・カバーレター(添え状)を付けるだけで印象アップ
ほとんど定型文でも、添え状をつけて送るだけで、多くの場合に「若いのにしっかりしてますね」「ちゃんとしてらっしゃる方だとお見受けしました」と言われました。良い印象を与えられたようです。
時候の挨拶▶︎応募したい職種▶︎求人や会社を知ったきっかけを記載▶︎面接のお願いといった構成で、志望動機を考えるより簡単です。これだけで加点されるならやらない理由はないと思います。
・スカウト来てたらほぼ内定?→ではなかった・・・。
スカウトが来てると、出会い系でメールをいっぱいもらってる女子のような、モテモテな気分を味わえるのですが、私の場合は残念な実績でした。
ビズリーチのプラチナスカウト
33件スカウト▶︎10件返信▶︎2件最終選考▶︎内定は1件(辞退)でミスマッチ。
Greenのスカウト
4件スカウト▶︎応募なし
15件気になるマッチング▶︎11件書類選考参加▶︎最終選考2件(辞退、不採用)
エージェントのスカウト
多すぎてほぼ無視。。。さっさと年収高いところに転職させて紹介料をゲットしたいようなエージェントも存在するので、メッセージ内容をよく見ましょう。マイナーな会社で案件数が多くないようなエージェントや、代表取締役がやっている場合の方が丁寧な傾向があります。
・dodaのエージェントサービスはおすすめ
とにかくたくさん求人を紹介してくれる。そして面接対策が秀逸。よくある質問を紹介してくれたり、基礎的な口座が多数ある。話を聞いてくれて、自分の転職の方向性付けをしてくれた。
結局、他社エージェントで決まってしまったため、doda経由で内定はなかったものの、転職の全面的なサポートをしてもらえたので、とても助かった。
なんで無料なんだろう。。有料でも全然お金払うぐらい、ちゃんとしてました。
https://doda.jp/
・応募したい企業→書類選考→一次面接→二次面接→最終面接→内定とステップ毎に1/2になる感覚で捉えると疲れない。
営業の受注と同じで、ある程度確率論だと割り切ってしまった方が、楽に乗り切れるように思います。また、あまり興味がない企業も、選考で話していくうちに理解が深まり、興味を持つこともあるので、とにかく応募してみるということが良いと思いました。
最初はここだ!と思った会社だけ応募してましたが、想いが強いほど、落ちた時に疲れる上に、気持ちや熱意があってもポジションマッチしないと落ちるので、メンタルに来ます笑
・面接では、JOB型雇用を気取る会社が多いが、そこは合わせる
日本の雇用は現実的にメンバーシップ型雇用が8割と感じているが、採用面接ではJOB型を目指しているようで大体以下のことを聞かれる。最初の方は馬鹿馬鹿しいので、適当に答えてたら、バンバン落ちる笑。以下のように対策した。
「この職種を選んだ理由はなんですか」
本音:「なんとなくあってそうだから。」
建前:「前職ではどうしても実現出来なかったことを御社で実現したいです。前職での経験を活かして活躍できると考えています」
経験が活かせるかどうかなんてわからないけど、本人が自信満々に言っているとそう聞こえるものです。
「どんなキャリアプランを考えていますか?」
本音:「ねーよ、未来のことなんてわからないし。。」
建前:「将来的には責任者やマネージャーとして、ゼネラリストで会社に貢
献したいと考えております!」と言っておく。この時に言ったことなんて誰も覚えちゃいない
「あなたの強みはこの職種でどう活かしますか?」
本音:「他の人にない強みが自分にあるってどんな勘違いだよ。。。」
建前:
「いろんな社内の役職者や取引先の人と話をしてきましたので、この職種でも活かすことができると思います。」
「自分一人でPJを推進してきたため、自ら調べ、考え、行動することができ、この職種のこんな業務に活かすことができます。」
「未経験のことをずっとやってきたので、未経験の仕事でもやり抜くことができます」
結構それっぽくなるものです笑。
ご参考になれば幸いです
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