時代の大きな流れを掴む大切さ
時代の流れを常に感じ取り、会社の経営にもその要素を取り入れ行かなければ会社は時代遅れとなり衰退してしまいます。
これは事業が30年持たない理由にもつながります、経営者自体が時代遅れになってしまうので、事業が衰退するのだと思います。
時勢を掴む、捉えることの大切さ、勉強し続ける=謙虚さと好奇心をもち続け学び続けることが唯一の時代遅れにならない方法ではないかと思います。
今完全に時代は「SDGS」、
この流れ、この考え方を企業経営の大きな流れの中に取り入れていない企業は遅かれ早かれ、時代に取り残されて淘汰されるのでしょう。
先日参加した会合でも話題に登りました、ただその段階以前では大きな流れではあるものの、まだ、もう20年先かなと思っていました。
残念なことにもうその大きな流れは私たちの元に到着しつつあり、10年後には主流になることことでしょう。
「SDGS」とは簡単に言うと、持続可能な発展です。もっと砕くと、これからは地球を壊さないで人間は発展していきましょうと言うことです。
産業革命以来人類は地球を犠牲にしながら、もしくは他の種を犠牲にしながら発展してきました。それでは我々の住む地球はもたない。実感するところでも夏の気温は異常だし、魚は取れなくなっているし(秋刀魚もイカも高いですね)、台風を初め災害は頻発しています。
話を戻しますが、なぜ10年後には主流になると考えたか、
それは先日の会合でパネラーの方が「もう大学生の子供は知っているので子供たちは習っていますよ」と、私は「東京の大学生はね」とちょっと思いましたw
しかし、今日の朝、息子が学校の用意をしているのを見たらファイルにSDGSのシールが貼ってあるではないですか!小6の息子と小4の娘に聞いたところ、学校で習ったと!こんな田舎の小学校でも習っている!と言う事実に驚愕しました。
テレビではコスパ、お買い得ネタをバンバン流していて、勉強していない多くの大人は気づいていない間に、子供たちにはSDGSの考え方が小学生から教育されているのです。
と言うことは、今の子供たちが市場に消費者としてこれからどんどん入ってくる、モノを作る側としてどんどん入ってくる、そう考えると先ほど書いたように10年後には大きな流れとなってくることは間違いないと思います。
これを無視した企業は生き残れない。コスパ世代はこれから消費市場からフェードアウトしていきます。コスパ世代は大量生産、大量消費世代です。
これからのSDGS世代はリサイクルできるか、地球環境に優しいかそんなことを考えながら生きていく世代なのかもしれません。
初めて、SDGSと言う言葉に出会ったのは多分5年前ぐらい、福島屋の福島会長の会で聞いたと思います。その時は全然わからなかったですね、ぼんやりとそうなのかなぁぐらいでした。でも本当にすぐそこまで大きな社会概念の大きな変化の時が迫ってきていました。企業経営をしていく中でSDGSは中心にすえるべき避けては通れない大きな流れだと思います。
最後にSDGSは17の目標からなります。今回は中小企業の経営的視点から書きましたが、実際にはもっと大きな取り組みなのでご参考まで。