自社の適性借入額はいくらか
自社の適性な借り入れ金額はいくらか、
難しい問題ですね。
その設備投資は身の丈なのか、
投資回収の見込みは、
将来予想される年間収益の5倍程度なら、10倍なら・・・
様々の方向から検討し、
借り入れをする。
のが一般的に語られていることですね。
でも、様々な方向から検討しても、
今回のようにコロナが発生したり、
10年前のように東日本大震災が発生したり、
検討しきれない要素が世の中には多々あります。
予想は反対から読むと「うそよ」
予測は、、、「くそよ」
冗談のような話ですが、そんな物です。
中小企業にとって予測の範囲は知れています。
しかもその予測が外れたり、想定外のことが起こった場合、
企業体力のない中小企業はあっという間に資金が回らなくなります。
それでも投資を行い、企業を成長させていかなければなりません。
そんな時に従来のマーケ論、金融論は我々には役に立たないのです。
中小企業の企業全体の借入は
社長の給料>返済+利息
突発の事態が起きた時、
最悪社長が給料をゼロにすれば返済に困らない範囲内、
逆にいうと銀行返済よりも社長の役員報酬が多く取れるかどうか。
コロナの中、新たな借り入れを検討することもあると思いますし、
新規事業に乗り出すために資金を調達することもあるかと思います。
「身の丈」にあった借入の範囲はどのぐらいなのか。
一つ検討の要素に入れてはどうでしょうか。