テクニックより大切なもの 情報発信を始めたきっかけ #8
行動をしていると出会いが生まれる。
前回の記事で述べたとおり、2年目のダイジェストは、人との出会いだった。
ブログにはお問合せフォームを設置していた。
さまざまなお問合せをいただくが、その中で興味深かったのは不動産会社の中の方からの連絡だった。記事の内容について感想や情報提供いただいたりした。
想像していないものだったが、ここから新たなアイデアやコンテンツも生まれた。
ブログで人とつながる楽しさを覚えた私は、自分からも繋がりたい人に連絡を始めた。その出会いは今もかけがえのないものになっている。
なぜ連絡をいただけるようになったか?
連絡をいただいたきっかけは、ネットからの検索だった。ネットで上位表示に成功したキーワード検索からみてもらった記事だ。
Webを通して連絡をいただく(良い出会いを作る)条件は3つあるように思う。
1 露出を増やすこと
2 継続すること
3 ありのままを発信すること
露出を増やすこと
露出を言い換えれば、特定のキーワードで検索順位上位になること、SNSで一定数のインプレッションがあること。
なぜ2年目になって問い合わせが増えたかといえば、やはり露出が増えたことが大きい。
露出といえども市場からするとそこまで大きいものではないが、自分の中で相対的に増えたのだが、それでも目に見えて反応が変わった。
まずは、ここが最初の関門である。何せ1年目は全く伸びず、それに伴って連絡をもらうこともなかったためだ。
しかし、ただ露出があれば出会いが増えるわけではない。そこで大切になるのが継続だ。
継続すること
継続が大切だ、というのはここで改めていうことではないが、それはなぜか深掘ってみたい。
人に新しく連絡するハードルは誰しもあるものだ。
ハードルを下げるためには情報の鮮度や立体性が鍵となる。
それを補う作業を継続と定義する。
問い合わせを目的とする企業サイトに置き換えてみる。
例えば、コラム記事で流入があったとき、それ自体では問い合わせにつながることはないだろう。
なぜならその時点では、平面の情報しかないためだ。
それを立体的にするために、会社概要・スタッフ紹介・お知らせ、といったコンテンツを用意する。
「問い合わせをしても大丈夫かな?」
といった顧客心理に寄り添うように案内する。
・こんな会社です
・こんなスタッフです
・こんな活動をしています
なので、安心してください。
といった具合でコンテンツを配信していく。
ブログにおいては、読み手が困っているものは何か?を先取りして用意しておく、気遣いの世界のようなものだと思う。
この気遣いは、継続して情報発信することで身についてくる。
・なぜ読まれないのか?
・なぜ順位が上がらないのか?
・ここが読みづらいのかもしれない
・情報が足りていないかもしれない
・自分のプロフィールも載せておいた方がいい
そうして立体性を高めていくことで、安心感が生まれる。
アウトプットを続けないと中々身につかないが、この習慣を身につけることができれば、さまざまな仕事で応用できる資産になる。
ありのままを発信すること
テクニックよりも大切なことはありのままを発信することだと心がけている。
アウトプットはインプットの質や内容に相関があり、等身大を発信することで、価値観に共鳴する方との出会いにつながっていく。
発信の質を上げるためには、文章の上手下手やSEOのテクニックも必要だがリアルでの一次体験を通じて実績を積むこと、器を広げることが大切。
それが個性であり、この人の発信だから気になるとなっていくのだと思う。すると出会いも広がる。
それこそがAIに代替できない領域だと思って発信している。
(続く)
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