最近の記事

Bazaar of Baghdadと確率計算の話

どうももすぎです。今回はドレッジやピッチヴァインといった「どうしても初手にBazaar ofBaghdadが欲しいデッキ」における確率のお話になります。 たぶん偉大なる先人たちも同じことやってるとは思いますが、自分でも検証してみたくなったので実際にやってみました。 1.あらすじ それは表参道ヴィンテージ後の飲み会で「バザーデッキの初手期待値をパウダー込みで計算するのはさすがにしんどくないか?」的な話になって「計算式立てて数学的に解析すると条件分岐取りこぼしそうやしいっその

    • ヴィンテージ オース考察

      どうももすぎです。今回は第24期ヴィンテージ神挑戦者決定戦で使用したアトラクサオース(BUGオース)について紹介します。 1.デッキリスト 今回私が使用したリストは以下の通りです。 メインボード 土地19 4《禁忌の果樹園》 2《Tropical Island》 2《Underground Sea》 1《迷路庭園》 1《溢れかえる岸辺》 1《汚染された三角州》 1《沸騰する小湖》 1《霧深い雨林》 1《島》 3《不毛の大地》 1《露天鉱床》 1《耐え抜くもの、母聖樹》 呪

      • EWE名古屋2023備忘録

        どうももすぎです。今回はEWEにおいて個人的に一番反省しなければならないと実感した問題点について振り返ります。 ずばりっ、英語がクソ苦手なのである。私は普段から英語を喋る機会がほとんどないため相手が喋る言葉を聞いて相手が言いたいことが何となくわかっても、自分が言いたいことがとっさに英語で言えないことが反省点でしたね。 ということで、外国人プレイヤーと対戦する際の留意点や振り返りについて書いていきます。 なお、英語が得意な人からすれば「そんなの常識だろ」「あっ、それ間違ってる

        • EWEヴィンテージ2023でシミックオース握ってみた

          どうももすぎです。今回はEWEで使用したシミックオースについて簡潔に記したいと思います。 1.デッキリスト今回のデッキリストはこちらになります。 現在最もメジャーなオースは黒青緑の3色で構成されますが、黒のカードは《吸血の教示者》と《悪魔の教示者》しか採用されないため思い切って青緑の2色で構築してみました。 2.なんでこんなデッキ作ったの??2-1.オースのミラーマッチはしんどい 数年前まではオースといえば一部の物好きしか握らない変なデッキとして知られていましたが、《

          Ancestral Recallは"強い"のは間違いない、しかし・・・

          0.はじめにゆっくりう○こです。 ち○こだぜ。 今回は古の最強ドロー呪文Ancestral Recall、通称アンリコについて考察するぜ。 よろしく頼むぜ。 どうももすぎです。今回はなぜこんな記事を書くのかというと、ここ最近「アンリコってホンマに強いんか・・・・?いや強いには強いんだけど・・・??」と感じることが少なくないため、アンリコに対する認識を整理すべく考察を行いたいと思います。 1.Ancestral Recallについて今更のことですが、アンリコことAncest

          Ancestral Recallは"強い"のは間違いない、しかし・・・

          高額カードを買いに行こう!

          どうももすぎです。今回はいつもとは違う視点の記事を書こうと思います。テーマはズバリ「高額カードを買う!」です。誰しもが「あのカード欲しいんだけど高すぎてとてもじゃないけど手が出ないよなぁ…」という経験はありますよね。今回はそんなモヤモヤをなんとか解消できるよう解説していきたいと思います。 1.プロローグ皆さんはツイッターなどのSNSで高額カードをよく買ってたり、沢山持ってる人を見て「あの人富豪かよ!」って思ったこと、1度や2度ではないと思います。勿論ガチの富豪も中にはいます

          高額カードを買いに行こう!

          ショーテルサーガオース備忘録

          どうももすぎです。今回はPC千葉のヴィンテージ選手権でTOP4まで勝ち進むことができたため、使用したオースについての記事を備忘録として書き記すこととしました。 1.デッキの作成経緯MOで輪作を軸にしたオースが勝っており、以前オースで輪作をオースに採用したこともありリストを真似てデッキを作成し、都内のショップで開催されたヴィンテージの大会に臨みました。 しかし、今のヴィンテージの環境は修繕や白のイニシアチブクリーチャーのような1枚で相手にプレッシャーをかける押し付けが強い環

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          Reanimator (mtg Old school)

          どうももすぎです。4/23日にとある有名芸能人が主催するオールドスクールの大会"OSfT(OldSchool from Tokyo)"に参加しました。このとき使用した変なデッキ、オールドスクールにおける「リアニメイト」デッキについて考察します。 1.デッキ概要 デッキの特徴としては「墓地に大型クリーチャーを落とし蘇生呪文で戦場に戻すことで、安いコストで強力なクリーチャーを使う」というもので、mtgでは代表的な釣竿(蘇生呪文)のReanimate/再活性から名前をとって「リ

          Reanimator (mtg Old school)

          オースにおけるアトラクサの価値についての考察

          どうももすぎです。最新のセットである「ファイレクシア:完全なる統一」にて登場した「偉大なる統一者、アトラクサ」をヴィンテージで最も強く使用できるデッキはオースであると考えるのは、日頃からワークショップを使う私には至極当然のことであった。そこで、オースにおけるアトラクサの価値について考察する。 1,オースの流派 オースというデッキを考える場合、大きく分けて2つの構築に分けられる。 1つはコントロールオースで、ティムールカラーで組まれるのが主流である。3色目に赤を選択する最大

          オースにおけるアトラクサの価値についての考察

          第6回添削杯に参加しましたあぁーっ!

          どうももすぎです。今回はオンラインのヴィンテージ大会である添削杯に出場しました。毎度恒例の影のフィクサーによる「報告書を提出しろ」があるため、簡潔にまとめることにしました。 1.使用デッキ今回私が使用したのはデッキは以下の通りです。 60 Main Deck4 Mishra's Workshop4 Ancient Tomb4 Urza's Saga1 Tolarian Academy1 Otawara, Soaring City4 Phyrexian Metamorph2

          第6回添削杯に参加しましたあぁーっ!

          Mono Black Control in Oldschool mtg

          1.プロローグ※記事の本筋とはあまり関係がありませんので、読み飛ばしていただいて結構です。 20XX年、世界は暗黒に包まれていた。漆黒の闇を身に纏いし魔王がその世界の頂点に君臨していた。暗黒の力の源たる禁断の果実”ジャザムの実”こそが、魔王を世界の頂点へと至らしたのであった。しかし世界には、様々な”力”が存在する。”青き祖先”の力、”白き騎士”の力、”赤き稲妻”の力、”破壊の円盤”の力、この混沌の世界では、これら数々の強大な”力”を持つ者たちが、その覇権を握らんと闘争に身を置

          Mono Black Control in Oldschool mtg

          第4回旧作杯 mtg Oldschool

          どうももすぎです。今回はオールドスクールのオンライン大会である「第4回旧作杯」に参加しました。 ここにて使用したデッキについてなどを記したいと思います。 1.使用デッキ今回、私が使用したデッキは、黒単コントロールです。 土地破壊とクリーチャー除去で相手をロックし、ミシュラの工廠や地獄界の夢で地道に削り、生命吸収でトドメを刺すという地味なデッキです。 デッキリストは以下の通りです。 [Land] 14 Swamp 1 Urborg 4 Mishra's Factory 1 M

          第4回旧作杯 mtg Oldschool

          第5回添削杯 ウルザの物語を殲滅せよ!

          モダンホライゾン2がもたらしたもの・・・ 酒で酔った勢いでなんとなく作っちゃった、テヘッ☆でお馴染みのウルザの物語と、その物語を世界から抹消すべく立ち上がった活性の力によって世界は荒廃の一途をたどっていた・・・ どうももすぎです。第5回添削杯に参加しましたので、テンサクハイの物語を綴ることといたしました。 Ⅰ章 デッキ選択 前回参加した添削杯では、ジャッジを困らせることでお馴染みのバベルを使用しイマイチな結果となってしまいましたので、今回はメタゲームの分析によって環境に適

          第5回添削杯 ウルザの物語を殲滅せよ!

          Old school Magic Online Tournamet

          どうももすぎです。 8/1にdiscordを使用したオンライン大会「旧作杯」に出場しました。 フォーマットはオールドスクールです。 1.使用デッキ 今回のデッキは、シナジーやメタゲームよりもカードパワーを重視しました。コンセプトは「チームアメリカ」です。 チームアメリカ(通称チメリカ)とは、かつてレガシーに存在した青黒緑のクロックパーミッションで、軽量パワーカード重視の構成が特徴のデッキです。オールドスクールにおいては意志の力や目くらましのようなピッチカウンターや秘密を掘り

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          Old School Magic in KYUSAKU-HAI Vol.2

          どうももすぎです。 12/30にオールドスクールのオンライン大会「旧作杯Vol.2」に出場しました。 知らない人からすると「オールドスクール?何それ?」と思うかもしれませんが、MFのサイドイベントでも開催されるフォーマットなのです。 というわけで、オールドスクールのについてや使用デッキについて書いていきます。 1.オールドスクールってなに?オールドスクールとは、1993~1994年に発売されたセットのみで構築を行う非公式フォーマットです。主催者によって多少カードプールが変わ

          Old School Magic in KYUSAKU-HAI Vol.2

          第三回添削杯はジェスカイブリブリブリーチッ!!

          どうももすぎです。 今回はオンラインヴィンテージの大会である添削杯についてです。 非公式大会ということでプロキシの使用が認められているため、持ってないカードを多く使うようなデッキでの参加となりました。 1.使用デッキということで、実は全く握ったことがなくこれからも握ることがないであろうジェスカイカラーを選択。 ジェスカイブリーチとか普通に強いし、一応コンボコントロールならそれなりに回せそうだし、いいんじゃね??ってことで・・・ ジェスカイブリーチを"魔改造"する旅が始まっ

          第三回添削杯はジェスカイブリブリブリーチッ!!