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月、、、
流浪の月という本を読んだ
実は1度読んだことのある本だ 数日前からの読書欲に歯止めが効かなくなり改めて読むことにした
やはり、良い
本屋大賞に選ばれたものらしい
そりゃ、素人でもいいって言うもんだ
他人に、好きな本何?と聞かれたら、迷わずこの本選んじゃうね そんくらい好き
普段まったく本を読まない私が気の変わりようで図書室に行った時に表紙のアイスクリームに惹かれて手を取った 脳のない高校生は表紙のアイスクリームに釣られて本を読んだ 表紙に書いてあるのはイチゴのアイスクリーム ただ、作品中にはバニラアイスが頻繁に登場し、なんならイチゴのアイスクリームなど1度もでて来ない
映画化が決まっててそのバージョンだとレモンかなんかの表紙らしいね みてみたいな
登場人物の関係は簡単に言ってしまえば被害者と加害者である ただ、それは当事者以外の我々から見た時の目線であって、被害者をかわいそうと庇い、加害者を責める
しかし、当の本人達はお互いにそう思っているように感じなかった 周りに分かって貰えなくても、当事者の2人にしか分からないぐらいで良い 半ば諦めに近い気持ちが感じられた
そう思っていたが、終盤で理解者が現れる 2人きりで全てを背負い込むべきでなくなったシーンが個人的に好きだ
いつ被害者になっても加害者になってもおかしくない世の中であるし、なんならもうどちらも経験している人もいるかもしれない
報道されること、溢れている情報に真実や事実があるのかもしれないし、ないのかもしれない
どちらにしても、それに気づけるのだろうか
人の数だけで事実の解釈に違いがある
どれが正しいとかないが、真実というのは当事者間にしか共有されないものであるのかもな
自分が貼ってるレッテルを考えさせられました
このタイトルの流浪の月の月という言葉
間違ったように知られてしまっているから、もう明るいところにはでれないの暗示で、いてもひっそりとしか過ごせない 夜のような場所で輝くものなんだ思いました
普段本読まない頭の稚拙な高校生の感想です
うぉ!?って思ったり何言ってんだって思ったらこの本読んで見てほしいです