ブックレビュー 父が息子に語る 壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書
今回レビューするのはこちら
父が息子に語る 壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書
本書は
法哲学者スコット・ハーショヴィッツが自身の息子たちとの対話を通じて、哲学の重要な概念や問題を分かりやすく解説した本となっています。
特徴としては
哲学の難解なテーマを、日常生活や子どもとの会話を通じて
分かりやすく説明しており権利、罰、真実、無限、神など、哲学の重要なトピックを12章にわたって取り上げています。
学術的な堅苦しさを感じさせず、ユーモアを交えながら深い考察を展開しています。 お父さんが子どもと対話する形なので
難しい文章などはなくサクサク読み進めることができます。
本書では、ありとあらゆる日常も哲学なんだと感じられることができ
広く浅く学ぶスタイルとなっている。
更に哲学の入門としてだけではなく
子育ての指南書としても評価されているのが特徴です。
なので、親御さんこそ読むべき本となっています。
この本は、哲学の難解なテーマを身近な視点から考察し、読者に「考える楽しさ」を伝える本としてはかなり優秀だと思いますね。
本書は、私が今年読んだ本の中でもトップ5に入るぐらい
いい本だと思う。
物事をクリティカルに考える基礎が身につくし
何度読んでもためになるし、内容も面白い。
自分で読むのはもちろん
子どもがいる人なら、本書みたいに
子どもと対話するきっかけにもなるだろう。
ガチで4歳の子どもとは思えない発想だよね↓
子育ての指南書としても有用である。↓