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Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【1月22日㈬~1月28日㈫】

『ハイパーボリア人』の初日が、アッという間に来週末2月8日㈯に迫ってきました。昨年5月のカンヌ国際映画祭 監督週間での上映がワールドプレミアだったので、そこから9ヵ月後の劇場公開はザジとしては“最速”の部類。昨年のカンヌの各部門の出品作で既に公開になっているのは、ある視点部門の『ぼくのお日さま』、監督週間の『ナミビアの砂漠』『化け猫あんずちゃん』という日本映画を除けば、コンペ部門のヨルゴス・ランテモス監督『憐みの3章』、現在ヒット中の『アプレンティス ドナルド・トランプの創り方』の2作品ぐらい。現在アカデミー賞を始め賞レースを賑わせている『エミリオ・ペレス』(3月28日公開)や『サブスタンス』(5月16日公開)よりも先、ということになります。同じレオン&コシーニャ監督による前作『オオカミの家』の日本公開(2023年8月9日)からも、1年半後という早さ。まさに“鉄は熱いうちに打て!”という感じで、ここまで来ました。

トップに貼った画像は、シアター・イメージフォーラム渋谷の外壁に出現した『ハイパーボリア人』に登場する人気(なのか?笑)キャラクターの等身大ポスター。左からコシーニャ監督、メタルヘッド、アラセリ、レオン監督です。鑑賞後の記念にポスターだけ撮るも良し、ご自身を入れて撮るも良し、インスタのスクエア画面だと納まりにくいかもしれませんが、そこはあなたのセンスで素敵な一枚に仕上げて、どんどん拡散して頂ければ、と願ってます。

そして!昨日は上映劇場で販売されるオフィシャルグッズの数々がネット上にお披露目されました。読み応えバッチリのパンフレット(表紙含め全63ページ!)、シルバーの特色刷りがカッコイイB2ポスター、街中ですれ違ったら思わず振り返ってしまうこと間違いなしのTシャツ2種に加えて、今回はステッカー10種セット(シール好きのお子さんも大喜び!)、思い切って流行りのアクリルスタンドも、ザジ史上初めて作ってみました(売れるのでしょうか?)。パンフ、ポスター以外のグッズは、在庫がうなるような結果になったら恐ろしいので、ある程度数量を抑えて制作しています。「これは欲しい!」と思って下さった方、ぜひお早めに各劇場でお買い求め下さい!

個人的には[アラセリ]Tシャツは欲しい。[レオン&コシーニャ]Tシャツも着こなしてみたい!

カフェでのタイアップメニューも決定しています。映画にこだわった隠れ家カフェ「CAFE:MONOCHROME」では、2 月 2 日(日)よりコラボレーションメニュー「ハイパーボリア・パフェ」の販売がスタート。本作のビジュアルイメージをコラージュした特製ミックスベリーパフェだそうで、注文した方には、『ハイパーボリア人』の場面写真がデザインされたオリジナルコースター1 枚もプレゼントして下さるそうです。場所は、渋谷公園通りPARCO前の交差点から、井の頭通りに繋がるオルガン坂(っていうんですね)を下りて、神南小学校がある右手の路地を入ったところ。イメージフォーラムからはちょっと歩きますが、映画を観た後ぜひ足を伸ばして頂ければ!

コースターは、こちらでしか入手出来ない超レアアイテムです!

『ハイパーボリア人』関連情報としては、公開前週2月1日㈯から『オオカミの家』が再々上映されることが決定したり、まだまだお伝えしたいことはあるのですが、今日のところはこれくらいにしといて、今週は『お坊さまと鉄砲』に関して嬉しいことがありました。今回メインビジュアルを描いて下さった画家のnakabanさんが原画を送って下さったのです。原画はご本人所有のつもりでお願いしていたので、思いがけないプレゼント。早速フレームに入れました。最終的には作品の提供、共同配給のマクザムさんの社屋に飾られることになると思いますが、うちでも期間限定で飾らせてもらいました。

せっかくの原画なのでもっとちゃんと額装しろよ、という感じですが、とりあえず。

今回の公開にあたって「ビジュアルは日本オリジナルのイラストで行く」と決めた経緯はこの週の通信nakabanさんに描いて頂くことになった経緯はこの週の通信で触れています。X等のSNSでは「ポスターのイラストを見て、作品に興味を持った」、「作品のイメージ通りの、日本昔ばなしみたいな絵がカワイイ」とおっしゃって下さる方もいて、狙った通りの結果を導き出せたのではないか、と自負しています。思い切ってnakabanさんにお願いして本当に良かったと思っています。

最後に。先週の当通信で予想したアカデミー賞 国際長編映画賞ノミネート5作品の結果発表です。『エミリア・ペレス』(ギャガ配給)、『I’m still here』(クロックワークス)、『聖なるイチジクの種』(ギャガ)、『Flow』(ファインフィルムズ)の4本は的中。残る1本を敢えて『Lahn Mah(原題)』(アンプラグド)というタイ映画にしましたが、「順当に行けば、デンマークの『The Girl with the Needle』(トランスフォーマー)か、カナダの『ユニバーサル・ランゲージ(原題)』(クロックワークス)」と触れていて、結果『The Girl with the Needle』が入ったので、ほぼ全問正解ということにしましょう(違う)。

texte de daisuke SHIMURA






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