緊張帝王切開!
嫁ちゃん妊娠33週6日目。
本日緊張帝王切開となりました。
「今朝の心拍モニターで双子のひとりの心拍に強弱が見られる、今から緊張帝王切開になる、僕はすぐ病院行くから。」
今朝、お盆休みでのんびりしていたら息子からLINEが入り、思わずえぇっと声が出た。
2日前に面会に行ったときには、ちょうど心拍モニター終わったところで、ふたりともめちゃ元気!と嫁ちゃんニコニコしてたのに。
どうしたものやらとオロオロしていると、息子から経過報告のLINEが入る。
「間もなく生まれます」
ええ、もう⁉️
ほどなく、息子から生まれたての赤子の写真が届く。
細い指に小さなピンク色の爪。
あぁ、無事に生まれたのね。
その後、病院に駆けつけたい衝動を抑えつつ息子からの連絡を待つ。
15時過ぎ、祖父母までならNICU入れるらしいと連絡を受けて病院へダッシュ。
嫁ちゃんの顔を見てまずはひと安心。嫁ちゃんが無事でよかった。
術後、ベッドから動けない嫁ちゃんがNICUに行けるのは明日、ちょっと申し訳ない気持ちになりつつ、息子に連れられてNICUへ。
小さい。小さいけど心臓の拍動は力強く、ちゃんと生きてる!
先に生まれた兄は1500gちょい、続いて生まれた弟は1800gちょい、ふたりとも早産の低体重児。兄はぎりぎりのところで「極低体重児」を免れた。
そりゃそうよね、33週と6日目、まだまだお腹で育つべきところやったんやもん。
なぜ緊張帝王切開手術となったのか?
NICUの先生と助産師さんが病室まで来てくれて説明を受けた。
双胎間輸血症候群。
1つの胎盤を共有している一卵性双生児の胎児において、胎盤内で2児の血管がつながり(吻合血管)、この吻合(せつごう)血管によって双生児間に慢性的な血流量の不均衡が生じること。
これが起こったのではないかと。
あと1日で34週というタイミングもあったのだろう、すぐに手術の決断となったらしい。
入院していて良かった。
今朝の心拍モニターで看護師さんが異変に気づいて即座に対応してくれていなかったら、手遅れだったかもしれない。
発達の不安が全くないわけではない。NICUの先生の説明にはそんな厳しい内容も含まれていた。真剣な眼差しで先生の言葉に耳を傾ける息子、嫁ちゃん。
その表情にも心打たれる。
親の顔、やね。私も身が引き締まる思い。
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