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狂言
5月2日、千本ゑんま堂で念仏狂言を見てきました。
狂言、人生初体験。
普段は駐車場であろう広場にパイプ椅子が並べられ、
カジュアルぅ〜な雰囲気の古典芸能。
なんてったってオープンエアだし。
入場料無料とは、さらに敷居が低くなるというものです。
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ひとつめの演目は「与平狐」。
人間の娘•お幸と恋仲になり、結婚の約束をした狐の与平どん。どうにか人間にしてほしいと狐のお師匠さんに頼みこむ、というところからお話しは始まりました。
朗々と空に響くセリフが聞き取りやすい。
難しい古語はほとんどなく、ストーリーがよくわかります。
お幸と結ばれたい、人間になりたいと懇願する与平に、
お師匠さんが出してきたのは2つの木の実。
赤い木の実を食べれば人間になれるが、狐を殺めてしまう。
白い木の実を食べれば狐に戻れるが、記憶をすべて失くしてしまう。
一途な狐ボーイのほのぼの恋物語かと思いきや、
あれれ、思てたんと違う・・?
そしてまさかの殺人事件発生。
ええええ〜。
最後は例の木の実が活躍して、ほのぼのはっぴいえんど。
こういうのを、シュールな展開って言うのかしらん。
この日は4演目が上演されましたが、
19時開演の夜の部は、とにかく寒くて寒くて。
前半2本を見終わったところで退席しました。
4本目が「土蜘蛛」という人気演目だった事に後から気づきました。残念・・。
またいつの日か、再チャレンジです。