鴨川の海ガメ
「鴨川デルタ」のつづき。
京都大学出身の土木工学専門の先生に、鴨川の話を聞いたことがある。
環境、特に水環境を専門とする面白い先生で、
鴨川デルタ以外にも鴨川上流や高野川の何箇所かに設置されている
例の「飛び石」について、こんなことをおっしゃっていた。
「あのカメの飛び石さぁ、なんで川にいるのにウミガメなんや?」。
確かに。
川にいるんやったらリクガメとかクサガメとか、
少なくともウミガメではないやろと(笑)。
ふむふむ。
海にいるからウミガメで、だからこそ浦島太郎は、
助けた亀に連れられて~、竜宮城に行ってみれば~、
というおとぎ話が成り立つ。
ふむふむふむ。
で。
調べてみました、ウミガメとリクガメの違い。
ウミガメの甲羅は平べったい、
対してリクガメの甲羅はドーム型に高く盛り上がっている。
飛び石のカメの甲羅がリクガメみたいに高く盛り上がっていたら、
危なくってしょうがない。
海中で速く泳ぐために水の抵抗が受けにくい平らな形に進化した
ウミガメの甲羅だからこそ、みんな安心してぴょんぴょんできる。
そうか、そういうことやったんや。
ほんまかなww。
先生に聞いたわけではなく、単なる私の推察です、これ。