Pinterest広告を触ってみての雑所感
どうも、まんじゅうマーケティングのおざきです。
直近、Pinterest広告を配信する機会があったので、所感を雑にまとめます。
N数少なめで主観強めな点だけご了承くださいませませ。
CPM安すぎ
ターゲティングの違いがあるので単純には比較できませんが、Meta広告に比べると、10分の1くらいで推移。CPM安い。
CTRも他のSNS広告と謙遜ない感じなので、CPCも安い。ただCVRはそんなによくない。
数値だけみてるとSNS広告とディスプレイ広告の中間みたいなイメージでなぁって思いました。
「まだ参入が少ないからCPMが安い」は一理あると思いますが、他媒体に比べると成果が合う業種やサービスは限定的な気が結構していて、今後もCPMがめちゃ高騰するって感じではなさそう。
CVにいたる日数が長い
Pinterestって「未来の自分の姿や生活を描いてもらうツール」なんですって。なので、ダイレクトマーケティングと言われる中では行動までの時間軸が長い。そのためか、コンバージョンまでにかかる日数が他媒体に比べて長い。週次でレポーティングしてると、前週のCPAが改善することはよくあります。
また、用意されているコンバージョンウィンドウも多様です。ビュースルーで30日もあるし、クリックスルーも2種類みれます。媒体推奨のウィンドウはクリック7日、ビュースルー7日。この点からラストクリック以外の間接効果も高いことがうかがえます。
ラストクリック(UAのGAとか)に偏重しないでねって感じも伝わってくる。
pin→サイトへの遷移率高すぎ
媒体特性として、Pinterest内で情報収集は完結しないんですね。基本的に気になった情報をピン留めして、詳しい情報はサイトに遷移してみる。他のSNSと違って、積極的にアプリ外に遷移させるのは独特の使用感です。
なので、他のSNS広告に比べるとサイトへの遷移率は高い。SNS広告では、バナーやディスクリプションで情報を伝えますが、Pinterest広告の場合、広告での情報は少なめで目を引くことに注力した方がいいのでは?という仮説をもってます。(いまんとこ)
クリエイティブは画像から攻略
動画の方がインパクトあって成果よさそう気もしますが、Pinterestユーザーのスクロールスピードって思った以上に早い(主観強め)。Twitter、Instagramなどのコンテンツ表示は1列構成に対して、ピンタレスト2列構成な点、1つ1つを見るというよりさらっと流してみる感じが多いのかなと。あとは、Pinterestって結構画像投稿(Pin)が多いんですよね。
画像は動画よりも認識するスピード速いこと、媒体に合っていること、枠が多くて安いこともあり、画像から改善を進める方が効率よさそうです。
(どっちもやった方がいいですが)
ターゲティングは謎
ターゲティングは、正直まだようわからんって感じです。
メインのターゲティングは、ユーザーの興味関心に基づいたインタレストや、検索キーワード、リストに対する配信だと思いますが、インタレストは粒度や精度、キーワードは限定的(?)な感じがあり。。。
検証、調査を続けていきたい次第です。
まとめ
プロダクトとの相性はあると思いますが、有効な広告媒体だと思います。想像し得る中では、BtoBもBtoCでも使えるかと。
メガな媒体に比べると、広告在庫は少ないかもしれませんが、可能性は感じている次第です。
雑なまとめ失礼しました。
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