オンライン勉強会に参加してみた所感
今回のお話
オンライン開催となり、関東ではない身としてはこのような学びや気づきの多いイベントに参加できたのは嬉しい「体験」でした。
個人的にはオンライン勉強会は自分のペースで見れて質問できてリアルタイムに感想をつぶやけてとなかなか良いのではないかと思いました。
今回は、このInsight Tokyoの参加した話をしようかと思います。
定量と定性の融合
登壇者に関しては上記のページを見ていただくとして、出自が定量寄り、定性寄りな方々が、定性と定量のハイブリッドなUXの突き詰め方を紹介してくださいました。
定量にせよ定性にせよ主目的としては、サービス・プロダクトを利用するユーザーの体験を最大化するということだと思います。
職種や思考は違えど同じ目的を達成するならデータ屋は〇〇、UX屋は〇〇と「越境」できない理由を探さずに、得意な分野で「融合」していくことが大事なのだなと感じました。
ユーザーのインサイト(=ユーザーが言語化できていないニーズや行動背景)を深掘りしていくにあたって両刀使いで進めていくしかないとも見えます。
お互いが得意な領域を持ち寄って「融けて」いくことも自分にとっても重要なスキルの伸ばし方かもしれないなと。
オンライン勉強会のUX
オフラインとオンラインの違いは、「同じ物理的な場にいない」というだけですが、全然体験は違うのだなとも感じました。
オンラインのメリットとしては気軽に見れて・聞けて、検索しながら参加できることにあるかと思います。
一方でデメリットとしては、登壇者・聴衆共にレスポンスが見えにくいということでしょうか。
登壇者としては聴衆の反応を見ながら尺を巻いたり、刺さっていそうなところを深く説明したりということがオフラインならできたでしょう。
聴衆としてはレスポンスの見える化をしてあげることがオフラインよりオーバーにして初めてオフライン=オンラインのレスポンスになるのかなと。
ただそれを補っても私のような関西の人は、関東でよくある面白そうなイベントに参加できたのは、かなりよかったなと思います。
確かにオフライン勉強会だとよりクローズな場なのでオンラインでは言えないいわゆるオフレコ的なことも話せることもあるかもしれませんが、オープンネス的なことを考えると、より多くの人に届けることができて多くの人が知ることができていいのかもしれません。
またオンラインであれば参加したいなと感じました。
最後に
兎角書きましたが、今回開催していただいた主催者並びに登壇者の方々においてはこのような「良い」機会を与えていただいたことに感謝しています。
UXについて考えることや勉強することは多いけれど定性、定量どちらかの道を選ばねばならないと感じることもありましたが、そんな境界は「超えて」いけるので自分の得意な分野を突き詰めて「越境」していけば良いのだなと感じました。
とはいえ面白いサービス・プロダクトを作り改善しユーザーが感じる便益(それは機能的にも情緒的にも)を最大化させていくことが一番だなと思います。
それでは、また。