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ありがとう、鳥山明先生。

著名な人が亡くなっても、あんまりこういう記事を書こうとは思わないんですけど。
今回ばかりは、ちょっと感じるところがありました。

漫画家の鳥山明先生が、2024年3月頭に亡くなったそうで。

「ドラゴンボール」は、我々30代以上から50代ぐらいまでの世代にとっては、世間が思っている以上に影響を及ぼした作品です。

小学校の時、昼休みは当たり前のようにドラゴンボールごっこをやって。サイヤ人の役をみんなで取り合ってました。
大学生や社会さになっても、先輩と話す時の一つのツールにもなっていました。
それぐらい、誰でも当たり前に読んでいる作品だったんです。

大人になっても、劇場版が公開される度に映画館に観に行って。
30歳を超えても、新作が出るとワクワクできた。

原作が終了してめちゃくちゃ時間が経ってるのに、いまだに新作アニメやゲームがガンガン作られて。
今の子供たちも、みんな「ドラゴンボール」を知っている。

高校の時、僕の母校に留学に来た海外の学生とも「ドラゴンボール」の話で盛り上がれたし。
(ついでに、「実写版がクソ」という話題でも仲良くなれた)
本当、場所や世代を問わず通用するコンテンツだったんですよね。
「NARUTO」「ONE PIECE」「鬼滅の刃」「呪術廻戦」が世界的にヒットしたのだって、「ドラゴンボール」が日本の漫画が世界に通じるという常識を作ってくれたからこそですし。

「神と神」以降の劇場版を観に行った時は、親子二代で観に来ている方もすごく多くて。
僕ら世代に人気があった作品が子供達にも人気があることで、時代が変わっても男の子の根底にあるものは変わってないんだなぁって。
そんなことを考えさせてくれる作品でした。

ドラゴンボールの新作が出ると、大学時代の友人とかとも気軽に話ができて。
何歳になっても根底にあるものは変わらない。
鳥山明先生は、冒険心を刺激する最高の作品を生み出してくれる最高の漫画家だったんですよね。

幼い僕らに、夢を与えてくれた人がもうこの世にいないんだと思うと、切なくなります。
実家帰ったら、もう一回コミックスを読み直そう。

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