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【漫画】 アフリカ冒険旅行がとんでもない事に…皮膚から侵入する寄生虫『ビルハルツ住血吸虫』

今日のテーマは、『ビルハルツ住血吸虫』

ビルハルツ住血吸虫は、日本にはいない寄生虫である。
主に中東やアフリカに生息している。

汚染地域の河川には、ビルハルツ住血吸虫の幼生ミランジウムから生まれた
子虫セルカリアが無数に漂っている。

そして驚くことに、セルカリアは正常な人間の皮膚から体内に侵入する。

侵入したセルカリアは、血流に乗って膀胱付近に到着、その辺りの静脈に寄生する。

骨盤静脈の中で1~1.5cmくらいの成虫に成長するそうだ。

そして、メスはどんどん人間の体内で卵を産み、
無数の卵が血管の中で詰まって静脈の流れが悪くなる。

そして膀胱の壁に腫瘍が出来て、それが破れたときに血尿が出る。

この寄生虫は、人の体内で10年から15年も生きる。

時間が経つにつれ膀胱だけでなく、
尿管・下部大腸・女性なら子宮頸部と言った骨盤臓器や、
外陰部にも虫の卵による病変(虫卵結節)が造られる。

慣れない場所には知らない危険が沢山潜んでいるのだ。

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