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#135 小泉進次郎氏と対談をしてみて


1.小泉進次郎氏と対談をしてみて

先日、私は自民党総裁選に絡んで小泉進次郎さんと対談する機会がありました。彼との話を通じて、現在の政治討論の場やメディアの役割についていくつか興味深い視点が浮かび上がったので、今回はそれについてお話ししたいと思います。特に、政策が十分に伝わらない現状と、それを打開するために新しい媒体がどのように役立つかについて考察しました。

小泉進次郎さんは私と対談する前に、自民党総裁選候補者による討論会に参加していましたが、そこでは1人当たりの発言時間が非常に限られており、深い議論ができる環境ではなかったそうです。これでは、特にテレビの編集によって、発言が切り取られ、政策の真意が視聴者に正しく伝わらないことが多いと感じました。このような制限された環境では、候補者が本当に伝えたい政策の意図や議論が歪められがちです。テレビがこのような状況である以上、私はYouTubeなどのインターネット媒体が、政策を視聴者に直接伝えるための重要な手段になると考えています。高齢者もYouTubeを視聴する時代ですし、映像を通じて政策を視覚的に理解できるのは大きな利点です。また、アーカイブとして残るため、視聴者がじっくりと自分のペースで政策を検討することも可能です。

私は小泉進次郎さんと話す中で、彼がしっかりと受け答えができるまともな政治家であると感じました。若さと行動力、そしてしがらみの少なさが彼の大きな強みです。また、選挙に強いという点も彼の大きな武器であり、地元での支持の厚さがそれを支えています。このような優れた政治家のメッセージを、テレビではなくYouTubeなどの新しいメディアを活用して広く伝えるべきだと考えます。視聴者には、より多くの情報を基にしっかりと判断してもらうことが、これからの政治において重要です。

2.投資の思考法

私は現在、後藤達也さんと一緒に株式情報バラエティ番組「The Market」を担当しており、その対談内容が書籍『投資の思考法』としてNewsPicksブックスから出版されることになりました。この本は投資に関する新たな視点を提供する一冊です。発売前には様々な販促活動を展開し、多くの方に手に取ってもらえるよう、積極的に広報を行っていくつもりです。今回はこの本について少しお話をします。

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