#31 光格子時計が新たな宇宙事業に繋がる
1. 光格子時計が新たな宇宙事業に繋がる
私は先日、理化学研究所の光格子時計を見学し、その技術の素晴らしさに感動しました。この光格子時計は宇宙事業に関してもとても有意義に利用されることが期待されています。今回は、この光格子時計の仕組みについて、わかりやすく解説したいと思います。
光格子時計は、レーザー光線で作られた格子の中にストロンチウムの原子を閉じ込め、その状態で光の周波数を検知することで、非常に精確な時刻を測定することができます。
この光格子時計の精度は、300億年に1秒しか誤差が出ないもので、これは現行の最も正確な時計であるセシウム原子時計(6000万年に1秒の誤差)と比較すると、10の3乗分も精度が高いのです。
この光格子時計の技術で、時間の進み方が正確に分かれば、距離や重さなどの物理的な計測をより正確に行うことができます。
また、光格子時計は、人工衛星の速度などのパラメーターを考慮することで、より正確な計測が可能になります。これにより、GPSの代替手段として広く利用される可能性があります。
そのほかにも光格子時計を利用した受信機の製造や、光格子時計を利用した衛星ネットワークの構築など、ビジネスの可能性は多岐にわたります。
私は、光格子時計を利用したビジネスプロジェクトの構築も提案しています。スマートコントラクトを書いて、クラウドファンディングやイーサリアムでDAOで資金調達して、自立分散型の光格子時計ネットワークを作ることもできると考えています。このような構想は、イノベーションを生み出すためにも、非常に魅力的なものだと思いますので、今後も検討を進めていきたいと考えています。
2. 大学生ベンチャーの超魅力的な循環システム
私は先日、近畿大学の学生が手がける魅力的な特徴を持つベンチャーに出会いました。
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