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バトオペ 初心者の手引き ~戦場における兵科とそれぞれの役割編~

こんにちは。雑草です。
今回はバトオペにおける重要なシステム「兵科」について解説していきます。
モビルスーツを見た時、名前の横に【汎用】や、【強襲】と書いてあると思います。
チュートリアルでもお話があった通り、この兵科による相性が戦場を動かしていく重要な要素になっています。

このジムⅡは汎用ですね。

では、兵科ごとの違いや役割を確認していきましょう。


・兵科について

まずおさらいとして、相性について再度学んでいきましょう。
強襲は支援に強く、汎用は強襲に強く、支援は汎用に強い。これが兵科相性となります。
有利であれば受けるダメージは少なくなり、与えるダメージは多くなります。
その補正はなんと1.3倍。当然ながら不利な相手と交戦するのは得策とは言えませんし、逆を言えば積極的に有利な相手に勝負を仕掛けたいものです。


ざっと図にしてみました。これを忘れないようにしましょうね。

強襲

まずは強襲モビルスーツの特徴から。
強襲のモビルスーツにはよろけを軽減するスキル「マニューバアーマー」が付いていることが殆どです。
マニューバアーマーはスラスター移動中の即よろけの武装のよろけを軽減し、突撃を可能にします。
強襲モビルスーツはよろけを軽減するスキルを駆使し汎用機を掻い潜り、支援機を高火力な格闘で仕留めていくのが基本となります。

試作1号機からの強烈な即よろけビーム!試作2号機はマニューバアーマーで受け止めます。

とはいえマニューバアーマーも無敵のスキルではなく、よろけ値の蓄積によってよろけてしまいます。熟練のプレイヤー達はしっかりと自身のモビルスーツの武装のよろけ値を把握しているので、無茶な動きをすればあっという間に止められてしまうでしょう。
その上強襲機は戦場に最も多い汎用機に対して相性不利を背負っています。
無理な突撃をすれば簡単に迎撃されてしまうでしょうし、その間味方は支援機の強烈な射撃に晒されてしまい、あっという間に全滅してしまうでしょう。
強襲機がすべきことは支援機の撃破。しかしそれを守る敵機を先に相手しなければなりません。
味方と共に行動しながら、時には膠着した戦況を切り開く一番槍となったり、その圧倒的なストッピングパワーで汎用機をダウンさせ、道を自身で切り開く必要も出てきます。
戦況の把握や敵機に肉薄する格闘戦能力、基本的に相性不利を背負う中でどう戦うかを常に考えねばならないために難易度は高く、それでいながら戦場になくてはならない存在。それが強襲機です。

汎用

次は、汎用機の解説です。
汎用機は戦場のキーとなる最大母数の機体です。
6対6の試合であるならば理想の編成は強襲1、汎用4、支援1となるように、最も戦場において行動数が多いユニットになります。
汎用機の役割は支援を狙う強襲機の撃破、及び味方強襲機を止める汎用機の足止めです。
汎用機は中・近距離戦を得意とする機体が多く、バズーカなどの即よろけ武装を駆使した近接戦闘でダウンを取っていき、時には汎用機を引き付けて強襲機へのヘイトを下げるという立ち回りを求められます。
戦場に最も多いが故に汎用機の中でも役割が分かれており、先述の格闘戦をメインにする機体が居れば、優秀な射撃武装で支援機のような立ち回りも可能な機体が居たりします。
しかし確実に言えるのは戦場の要となるのは汎用機である、という事。
強襲機が汎用機に襲われずに敵支援機を攻撃できるかも、支援機が強襲機に襲われずに汎用機にダメージを出すかもすべて汎用の立ち回りに懸かっていると言っても過言ではありません。
強襲機は無敵の支援キラーではありませんし、支援機もまた汎用機を一撃で粉砕できるわけでもありません。
しっかりよろけの取れる武装を選択し、射撃一辺倒になるのではなくきっちり格闘戦を交えた立ち回りを心がけましょう。
仲間を支え、戦場を有利なものへと変えるための正しく「歯車」。それが汎用機です。

よろけの解説でもお話しましたね。ダウンをいっぱい取りましょう。

支援

最後に、支援機の解説です。
支援機は文字通り支援を得意としたモビルスーツです。
長射程、かつ高火力な射撃武装を持つモビルスーツが殆どで、戦場に最も多い汎用機に有利が取れる事から、この支援機が如何に汎用機を削り、敵の頭数を削れるかが有利に戦況を運ぶきっかけとなります。
しかしながら支援機は機動力も低く、格闘への耐性も低いことから相性有利な汎用機にすら格闘で攻撃されてしまうと大ダメージを受けることがあります。
支援機に大事なのはすぐに援護が貰える位置で戦う事。
味方機のすぐ後ろや味方がすぐに駆け付けてくれるような位置で戦うのが基本です。
これには2つの理由があります。
1つは先述の通り、格闘攻撃に弱い事。すぐに落ちてしまってはダメージも稼げず、敵に得点を献上したうえ味方がどんどん苦しくなっていってしまいます。
足の遅い支援機ですから、味方が気にかけてくれない限りは簡単に孤立して袋叩きに逢ってしまいます。味方の動きや戦場の変化をいち早く察知し、安全な射撃位置を常に維持し続ける事が立ち回りの基本です。
2つ目はスキル「観測情報連結」の存在です。
このスキルは支援機のレーダー内に捕捉された敵機の耐久ゲージを可視化し共有するものとなっています。
そうです。このゲーム、実は体力ゲージが常に表示されるわけではありません。観測情報連結が無い間は自身が攻撃しているモビルスーツのゲージだけが表示されるようになっているため、思わぬ伏兵に攻撃を受けたり、瀕死の敵を取り逃がすことになってしまいます。
いくら耐久が脆い、足が遅いからと言って最後方に位置してしまうと観測情報連結が切れ、味方機は目視による戦闘を強いられ、更に援護も貰えず強襲機に八つ裂きにされてしまうでしょう。
まとめると、支援機を使う上で大事なのは「移動が多発するマップではなるべく足回りの良い支援機を選択する事」と、「味方から援護が貰え、かつ自身も援護ができる位置で戦う事」となります。
射撃も上手くできないとダメージも稼げないので、乗りたい場合は沢山鍛錬を積みましょう。

量産型ガンタンクの120㎜キャノンです。射程は驚きの800m。あんな位置にも一方的にズドン。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
各兵科の役割や、気を付けるべきポイントが分かったと思います。
あくまでも基礎理念となりますので、答えは戦う中でしっかり練っていってください。
普段やらない兵科をやってみることで、「普段強襲機ってこんなつらい思いしてるのか、なら自分が汎用に乗るときは…」と考えて見たり。視点を変えることも、上達への第一歩です。

では、良きバトオペライフを!

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