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紺太郎の詩

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このマガジンには、詩を纏めて置いておきます! 読んでみてね!!
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2021年11月の記事一覧

『小さな命』

私は人である。

人類として生まれ、人類として育った。

生誕を済ませてゆっくりと、自我を芽吹かせる。

小さき身体が時間と共に成長するの。

母親の母乳を与えられすくすく育つ。

感情の表現は笑うか泣くかの二択だよ。

言葉を知らぬ時から既に、選択を迫られる。

お腹が減った、疲れた、眠たい、オムツを変える。

自分ではない誰かに世話をされなければ、満足に生きてゆけない時期なんだ。

一年の時が

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『待機世界』

今か、今かと
待ちわびる
世界が壊れてゆく
その時を
徐々に毒が
回ってゆけば
朽ちて亡くなり
世界は終わる
準備している
私たち
今か、今かと
待ちわびる
世界が破滅した
その時を
造り変えたよ掌に
世界の種が根付く
彼は居場所を探してる
待機してるよ
この世界

『自傷の末に』

僕は今日まで耐えてきた
傷に塗れた心でね。

生と死の二択が人生だ。

痛くて痛くて逃げたくて
全てを無かったことにした。

それでも傷は広がるばかり。

二択を選択する時が来た。

僕は選んだ、死の選択肢
喉を引き裂き、この世と別れ。

ーーー
生きるのに疲れて、自殺に追い込まれてしまった人の死ぬまでの過程をストーリーに込めてみました。