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歯磨きカレンダー忘れがち


北海道でも夏がどんどん暑くなっている結果、夏休みが延びたそうで。


授業日数、なんとかなるもんなんだなあと感心する一方、それなら私のときからなんとかならんかったんか、とこっそり口を尖らせるなどしていた。とはいえ休みを延長するのはいろいろと無理がかかるだろうから、そうせざるを得なくした昨今の気温、改めて危険すぎるな。


昔との違いは日数だけではないようで……。なんと、学校によっては自由研究もないらしいじゃない。そんな、ほんとに?自由研究は小学生の醍醐味みたいなものだと思っていたのに。



工作でも調べ学習でもなんでもいい。とにかく興味のあるものを選んで何かしらの形にする、という営みは、強制イベントでありつつもなんやかんやで楽しかった。休み明けには、クラスごとに選出された作品が並ぶ展覧会が空き教室で開催されるため、そこに選ばれるべく毎年頑張ったものじゃよ(誰)。


自分の作品が他のクラス・学年の人のと並ぶのが嬉しくて、いろんな人に見てもらえるのが誇らしくて。次も選ばれたい、前回選ばれたのに次ダメだったら悔しい、という負けず嫌いも手伝って、刺繍やらビーズやらいろいろ挑戦したのだった。ええ、調べ学習はほぼしておりません。


少なくとも1回は挑戦してみたものの、暑いのに調べるからさらに暑くなるし、湿気やら汗やらでノートは書きにくい。そしてなにより、工作より面白くなかった。

テーマは自分で決めたはずなのだが、やはり気持ちが乗り切らなかったらしく、自分でも納得がいかない完成度になってしまった記憶がある。でも納得がいくまではやらなかった。暑さに抗ってまでやるぞ!という気持ちはどうもわかなかったらしい。



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たっぷり時間をとって好きなことに没頭するいい機会だし、自由研究は残していいと思うんだけどな。さらに個人的な感想になるけど、削るなら歯磨きカレンダーを先に願いたい。あれ、どうしても溜めてしまうのだ。



夜の歯磨きを終えるまで回数が確定しないし(夜は絶対磨くんだけどさ)、歯磨きは寝る合図のようなもの。つまり大体忘れる。そのため数日分まとめて塗ることも結構あった、いや、まとめて塗った記憶しかない。

ある程度塗らない日が続くと、まっさらな状態に焦りは出てくるのだが、でもどの日に何回歯磨きしたかなんて覚えてないし……と塗るのを躊躇してしまってのう。負のループというわけじゃ。

といっても塗らずに提出なんてできないので、いい塩梅で塗り分けていた。全部3回にしないあたりが小賢しい。


できればやりたくない、で真っ先に挙げるなら読書感想文なのだが、それはさすがに必要なので甘んじて受け入れよう。それでいうと歯もめちゃくちゃ大事だし、不規則になりがちな長期休みに歯磨き習慣をつけるという狙いはわかるけどさ……でも結局まとめて塗っていたからな……。







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三谷乃亜
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