実家の猫、ダイエット始めたってよ
実家に帰るたびに猫くん2号が大きくなっている気がする。
昨年、野良猫を保護してそのまま家族になった2号(仮名)。やってきた当初は片手サイズの赤ちゃんだったのだが、その後モリモリと成長。しばらく先住猫1号(仮名)と折り合いがつかず父の寝室でずっと暮らしていたものの、今では一緒に居間の窓辺にいたりなんかしている。
寝室住みだったときから好奇心旺盛でペットボトルのキャップで狂ったように遊んでいたのだが、全部屋が解放されたことによりアクティブ度合いに拍車がかかった。
家中を走り回ってみたり居間でロッククライミングならぬカーテンクライミングをしてみたり。あんまりにもいろんなところに登っては物を落とすのでキャットタワーが導入されたほどである。
物心ついたときから猫と暮らしていた(しかも子猫から飼っていたりもしていた)が、今までそんなことはなかった。めちゃくちゃ元気かよ。しかもそのキャットタワー、2号がてっぺんから神棚に乗り移ろうとしたときにボキッと折れたらしい。元気すぎかよ。
そんなに動くもんだから、当然お腹も空くらしい。
少し前までは別居の名残で1号が食べていた餌皿には手を付けようとしなかったため、解放後もしばらくは寝室の餌皿で食事を摂っていた。しかしほぼすっかり慣れてからというもの、1号がカラの餌皿の前で催促のムーブをして無事に餌が補充されると、2号がどこからともなくやってきて先に食べだすという。そして父が夜に寝室へ行くと、そっちの皿もカラになっているのだそうだ。
よく動き、よく食べる。非常に健康的である。しかしその結果、1号の倍はあるんじゃないかと思うくらい重い。レディーに「重い」は心外かもしれないが(実は女の子でした)、このガッチリさは一瞬オスメスどっちかわからなくなってしまうほどなのだ。
現状太っているわけではないが2匹分弱は食べているわけで。これは今後が心配ということになり、とうとうダイエットフードを導入したらしい。2号によって実家に色んなものが導入されております!
とりあえず寝室分を置き換えて様子を見るそう。ダイエットフードってどのくらい効果があるんだろうか。人間の健康食品はどうしてもそれ以外に比べて味が劣る部分があるが、猫のもやっぱりそうなのだろうか。お口に合うことを切に願うばかりである。
しかしこの元気いっぱいさも若さゆえのものでもあるだろうし、今後は少しずつ落ち着いていくのかもしれない。いずれにせよ、今後帰るたびにどんな姿になっていくのか、その動向を見守っていきたい。