「結果が出ないのですが、どうしたらいいのでしょうか?」という相談を良く受けます。 これに関しては大まかに二つの方法があります。 一つは、とにかく些細なことでもいいので試してみる。 数を打っておくこと、そしてそれを検証すること。 すぐ結果が出ないこともあるし、出ることもある。 大切なことは、それをデータベース化すること。 また、失敗を悔やまないこと。 悔やんでる時間は生産性がゼロどころか気持ちが沈む分精神衛生上マイナスです。 もう一つは、人と違ったことをやること。 この舵の切
良く「商品開発って、どうすれば良いのですか???」と聞かれる事があります。 実は、とてもシンプルで簡単です。 1,自身の立ち位置を知り、出来る事を棚卸します(強みを知る)。 2,時代が求めているものを合わせて行きます(需要想定)。 3,現代の先にある未来を想定します(未来想定)。 4,ライバルと思しき商品などをリサーチします(ライバルリサーチ)。 5,1~3に加え、4のモノにないエッセンス(独自性)を加えます。 実は、新商品はこれさえ押さえれば出来ます。 ただ、このシン
今日は、奇跡の起こし方に関して書きます。 その前に、古いPCデータに残っていた僕の懊悩の出来事を紹介します。 詳細は勘弁して欲しいのですが、僕が某小売り関係の仕事をさせて頂いた際に販売方法について厳しくレクチャーを受けた際の感想について書かれています。 ~以下~ 2002年X月「○○店担当課長の言う事は、もっともであるし、正論であるし、模範解答であると思う。翻って、○○店の人員、職業意識レベル、シフト状況では極めて難問である。しかし、その難問を難問にしておかない店も世の中に
昨日の「食品開発プランナーとして良く聞かれること」の続きです。 「業界に関してこれからどうなりますかね?」という部分なのですが、やはりその疑問の根源は、まだ来てはいない早晩訪れるであろうという荒波の事を指しています。 その更に荒波の素となるものは、今回で言うところのコロナ禍によるものが大きいわけです。 でも冷静に考えて見てほしいのですが、時代の転換期において“同じことをやり続ける”事は不正解以外の何物でもありません。 実は、この時代の変化の素は、外的要因よりも人間の感情
どうも。食品開発プランナーの「もみやま ひろゆき」です。 さて、このコロナ渦もあってか、最近良く聴かれる質問があります。 「この先、食品業界はどうなりますかね?」という問いです。 はい、ズバリお答えします。 「解りません」 「え~なんすっか?あなた、そんなんで良くアドバイザーなんぞ務まりますね?」と言われそうですが、これが現実です。 いわゆる、有識者と思しき人が「今後、食品業界はこうなります!」という「予測」は出しますが、それはあまり当たりません。 なぜなら、これ
「コンサルタント業」で好かれる人は「現状を少しだけ変えることが出来る人」です。 それは、現状を少しだけ変え、ちょっとだけ良くなる事がクライアントさんのストレスが少ないからです。 また、ちょっとだけ良くなると、自己肯定感もあがり気分も良いわけです。 しかし、それでは「大きく変わる」ことは出来ません。 大きく変わらないとすぐに社会の潮流に飲み込まれてしまいます。 それは、いつ決壊するか解らない川縁を歩いているかの様です。 ですから僕はクライアントさんには厳しいです。
「○○だよね?」「君もそう思うよね?」などと人に同意を求める人がいます。 同意を求める理由としては、その意見に自信が無いことが上げられます。 自信があれば同意を求める必要がありません。 翻って「○○に関してどう思う???」というのは「相談」です。 相談は、「周りに周知してもらう」という効果や「客観的な視点」を知る上でとても必要な事です。 自信だけでは「成功」はしません。 自信だけでは、只の独りよがりになってしまいます。 ここに同意と相談の分水嶺があります。 同
「結果が出ない」時。 大まかに二つの考え方がある。 1,もう少しで上手く行く場合。 2,そもそも間違った方向に行っている場合。 1、の場合に関しては、チャンスの眼が出てきている場合があるので、そこを見逃さない事だ。しかし、辞め時をしっかり意識していくことも大事。 この場合、何が一番大事なのかを良く把握しておく事。その結果よりも大きな犠牲を払っていたのでは本末転倒だ。 2,の場合は、何かしらの違和感が見て取れる場合が多い。 それは、ほんの微かな感覚的なものであるこ
実力が拮抗しているのに「勝てる気がしない」と言う方がいます。 実力差が、それなりにあるならば「勝てる分野ではない」と諦めるのが得策だとは思います。 しかし、実力が拮抗している時に「勝てる気がしない」のは勿体ないです。 そういうときは「なぜ?勝てる気がしないのか」を掘り下げて見ましょう。 取るに足らない場合が多いものです。 相手がライオンやゴリラなら仕方ありませんが、所詮は同じ人間です。 僕なら、どんな優れた人間に会っても、僕の方が優れている部分を探します。 そこ
僕が、コンサルタントとして独立する1年前から~仕立ての頃位まで・・・ 「相手も僕の事は知らないだろう」という善意から、「初回相談無料」を謳ってました。 結果から言いますと、無料で飛びついてきた人たちに「真剣」に耳を傾ける方は皆無だったと言う事。 人は、支払うフィーが発生して初めて真剣にもなりますし、緊張感を持って臨んでくれます。 要するに「無料」=「趣味」であり、仕事ではないと言うことです。 無料で何案件こなそうが、時間の無駄ですし、何のキャリアにもなりません。
「時は金なり」という古くからある格言をご存じかと思います。 これは、危険とかなり隣り合わせの言葉です。 なぜなら、人は「時間を有効に使おう」と思えば思うほど、時間を無駄にするからです。 そして、どんな時間の使い方が有効かどうかと言うのは、60億人いれば60億通りあるからです。 更にやっかいなのは、時間を有効に使おうと思えば思うほど「人は堕落しがち」という事です。 「時間は有限である」と言う観念は、潜在意識に「恐怖」を植え付け、逆にだらだらしちゃう訳です。 人間は「
よく「理解されないのですが」という悩みを相談されます。 この事象には、2つの解釈の仕方があります。 一つは、あまりにも荒唐無稽すぎて解りづらいと言うもの。 これは、解りやすく説明する必要があります。 言葉で伝わらない場合はビジュアルで、ビジュアルでも伝わらない場合は身近な事象を引き合いにだすなどいくつか方法はあります。 受け手の頭の中に、今までなかった事ですから、少し時間が掛かる場合が多いようです。 二つ目は、端から「理解する気がない」場合です。 これは、
人は病気では死にません。事故でも死にません。 人が死ぬ理由は「天命が尽きた」時です。 僕が10歳の頃、猛スピードで来たオートバイに跳ねられました。 僕は奇跡的に助かったのですが、時を同じくして仲の良かった同世代の子供が白血病で亡くなりました。 生まれて初めて「死」が身近になった瞬間でした。 それまで、「死」は高齢者の専売特許だと思っていたのですが、若くても天に召されるのだと。。 やがて、就職して2年目の夏・・・僕が乗っていた乗用車がタンクローリーと正面衝突!
「自信がない」と仰る方がいます。 自信の根源は「行動」に裏打ちされた「結果」から出来ます。 自信がないと仰る方の多くは、行動が足りていない事で起きます。 自信は、大量に行動することと、行動内容をレベルアップする事でついてきます。 「自信が無い」と憂えるより、行動し、レベルアップと社会的影響力を少しだけチェックすればいいのです。 この時、順番を間違わないことです。 あくまで行動が先です。 次に、レベルアップです。 社会的影響力はその次です。 あと、しいて言えば
師匠とは「尊敬の対象」である人の事を指します。 しかし、一生尊敬し続けるのはいかがなものかと思います。 生生化育の後、人類が誕生しました。 人は、更なる進化を求め、おかげで「進歩発展」というリズムが生まれたと言っても過言ではありません。 人は、自分の向かうべき道が定まって来ると更なる進化を渇望します。 そして、目標への近道を模索するようになります。 そこで「自分の未来像のモデルケース」的な存在に出会う場合もあります。 「ああ・・こうなりたいな」・・と。 多くの
実は、自分の「弱さ」とは「向き合わなくて良い」のです。。 向き合うから弱さが頭をもたげてくるのです。 「弱さ」は、ほっとけばどっか行きます。 大切なのは、強弱などに価値を置かないことです。 「自分はなんて弱いんだ」と人生一回くらいは考えた事があるでしょう。 しかし、何度も考えるのは時間の無駄でしかありません。 そんな事より、とりあえず何かを初めて見ることです。 そこで、相手にされなかった「弱さ」は、そういう価値観で暮らしている方の所に行きます。 邪魔者が消えた